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角川武蔵野ミュージアム探訪 〜荒俣宏が誘うゾワゾワする世界〜

2020年にオープンした角川武蔵野ミュージアムを先日訪問してきました。埼玉県・所沢市にあります。予想外の体験ができたので、写真を中心にご紹介します。自分が本を好きな事を再認識できました。お近くにお住まいの本好きな方(特に、怪しいモノ好きな方)にオススメ!

建物外観
隈研吾氏の設計。事前に写真で見てましたが、実物は圧倒的なインパクト。写真に収まらない。これだけでも来た甲斐がありました。
本棚劇場
四方を高い本棚に囲まれ、幸福感を覚えます。本棚をスクリーンにしたプロジェクションマッピングも楽しい。2020年の紅白でYOASOBIが歌った場所。
Fantastic Illustrations of Grandville
本棚劇場の奥で、荒俣宏氏の蔵書3000冊が置かれたコーナーにて発見。19世紀フランスの風刺画家Grandvilleの画集。1988年発行。表紙に惹かれる。
Fantastic Illustrations of Grandville
動植物や昆虫を擬人化した様々なイラスト。どこか影のある、怪しく魅力的な世界にクラクラします。
リトル・ニモ
荒俣氏の蔵書。リトル・ニモは、1905〜1914年にアメリカの新聞に掲載されていたコミック作品。本書は、それをまとめた書籍と思います。あまりに巨大で棚から動かせず。このページだけでもキャラが気になる!
The Water Ghost and Others
これも荒俣氏の蔵書。J. K. Bangs著、1894年発行。年期が入った本で、手に取るのも緊張します。
The Water Ghost and Others
本を開いてみると…御大のサインが。ありがたや。
鼻行類
これも荒俣氏の蔵書から。鼻が過度に発達した生き物に関する報告書…なのですが、あくまで空想上なのでご注意を。
鼻行類(模型)
「荒俣ワンダー秘宝館」という、いちいち怪しい名称の展示場にて発見。子どもだとトラウマになるレベルの再現性。他の展示物も呪いが掛かっていそうなモノが多くて圧巻。
サルバドール・ダリ展(1/3)
プロジェクションマッピングと音楽を使った、体験型の展示会が開催されていました。5/31まで。上映は約30分とやや長めに感じましたが、ダリの雰囲気に浸れます。
サルバドール・ダリ展(2/3)
サルバドール・ダリ展(3/3)


最後までお読みいただき、ありがとうございます!少しずつ想いを残していければ、と思います。またお越しください。