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ハラスメントが企業にもたらす【マイナス面】

 ハラスメントが社内へもたらすマイナス面は多岐にわたり、見逃すことはできません。 

①会社や個人の信用の失墜
ハラスメントが業務上で行われた場合、企業には「不法行為責任」や「債務不履行責任」等の「法的責任」が求められます。
そして、ハラスメントがあったと証明されれば、被害者が被った精神的なダメージによる損害を、企業は賠償しなければなりません。
また、ハラスメントをきっかけに、民事紛争が生じることは会社にとっては大きなリスクであり、企業イメージやSNSでの風評などの側面からも、会社の信用と信頼を揺るがす事態を引き起こす問題となります。

  ②関係性・勤労意欲・生産性の低下
ハラスメントが発生した部署では職場風土や人間関係が悪化し、従業員のメンタルヘルス(心の健康)に、大きなダメージを与えてしまいます。この雰囲気は伝染するので、社員の勤労意欲・エンゲージメントの低下などを引き起こし、それらが原因で生産性までも低下することになので、経営の危機につながりかねません。
 
③離職の増加
こういった環境では多くの従業員がモチベーションを保ち続けることが難しくなり、離職者が増加することは明白です。離職者の増加は会社の機能自体を損ない売上にも影響します。
また、補充のための採用コストも必要になり、企業にとっては大きな打撃となってしまいます。

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