麿呂

初めまして麿呂です。 主に過激なグロ小説を書いています。 最近レザークラフトも趣味で始…

麿呂

初めまして麿呂です。 主に過激なグロ小説を書いています。 最近レザークラフトも趣味で始めました。今後は小説を投稿しながら、レザークラフトの作品も投稿していこうと思っていますので、良かったら覗いて下さいね\(^o^)/

マガジン

  • 麿呂の短編集

    短編集その1、剪定者 短編集その2、沈黙のかくれんぼ(前編)(後編)

  • 黒い慟哭、真・黒い慟哭

    麿呂のグロ小説第2弾! 黒い慟哭鳴り響く! ある居酒屋で話題にあがった『3年前の家』ユーチューブ動画を観て、怖いもの見たさでその家に突入する3人の男達。そこで見た牛乳瓶に詰められた異様な物体を巡りひとつの影に怯える1人の男の発狂が号令となり様々なトラブルに巻き込まれていく。 3人のうちの1人である、高松悠介と銀行行員の黒川友香との出会いがのちに幸せな家庭が徐々に転落していく様はまさに必見! ジワジワと友香に迫る漆黒の闇。その闇を払拭できるはずもなく、狂気に取り憑かれた人間の成れの果て。害虫地獄に陥る最悪のストーリーは読む者の精神を蝕み不快感を与える。 グロくて気持ちが悪くちょっぴりホラーな黒い慟哭をぜひ読んでみて下さい。

  • 復讐ディナー

    復讐ディナーそれは最後の晩餐。 ある男のたった1度の過ちが絶望の淵に追い込まれる。その女性のセリフが『全ての男は悪よ!』そう吐き捨てる壊れた妻の残酷な仕返しにあなたは吐き気を催すだろう? あとに美香による惨劇もスプラッターホラーを醸し出すグロ小説にあなたの精神はどこまで耐えられるか。 最強のグロ小説である復讐ディナーを堪能していただきたくこの度は有料マガジンとさせていただきましたので、興味がある方はぜひ読んでみて下さい。 よろしくお願いいたします。

最近の記事

【小説】マスコット〜アイドルと1つになる物語〜

 第3話「前兆」 翌日、朝から鏡の前で苦戦していた。 禿をどうにかして隠すのに必死だった。 ヘアスプレーで何度も固めては髪を結び確認した。今度は大丈夫そうだと髪の長さに感謝すると同時に急に不安になり会社に行くのが嫌になった。  パンを齧りながら、それでもとりあえず今日は頑張ろうと昴の写真にキスをする。ポニーテールの髪を指で撫でるように再度確認する。 「よし! 大丈夫そう」鞄にヘアスプレーを忍ばせると昨日スーパーで色々買った惣菜の鶏の唐揚げを半分白米が入ったタッパに詰めると卵

    • 【小説】マスコット〜アイドルと1つになる物語〜

       第2話「異変」  翌日、いつも通り言われないことも率先して自ら業務に当たった。最近の若い子達は気が効かないのか全然動こうとしない。メーカーいわゆるお客様が来ても知らん顔で私がお茶運びをしているが私はお前らの1つ上を行っていると胸中で咆哮すると席に着いてキーボードを強く叩いた。すると正午前になると私の部署はざわついている。それは昼食前の腹の虫をどうやって悟られないかをごまかすために各々が一斉に言葉を発するのだが、その言葉は大抵は昼食に関する情報だが、今日は違う言葉が混じって

      • 【小説】マスコット〜アイドルと1つになる物語〜

         第1話「妄想」 毎日憂鬱だった…… 自宅と職場の往復に飽きていた。何か刺激が欲しくて自らは動かず待ちの姿勢でその「何か」を待ち続けて20年になる。  何も無い日常、帰りのコンビニでお弁当とお酒を購入して車で帰路に着く。親が嫌いで大学には行かず18で家を出て安月給の事務で今も働いている。その会社も今年で20年を超える大ベテランだが、決まった男性もいない。気になる男性すらいない状況にため息をつくとぼろアパートの玄関を開けた。  私の名前? 私の名前は「喜多川雅美」とうに賞味期

        • 【レザークラフト②】The・初心者レザークラフターの険しい道のり

          ①麿呂のレザークラフト黒歴史 ②私が好きな道具紹介 ③簡単な〇〇〇〇ースを作りました ④おまけ  こんにちは、麿呂です。The・初心者レザークラフターの険しい道のりPart2でございます。前回の作品は自身で制作で成功したのを載せましたが、そこに至るまでに色々な失敗をしてきました。今回は見るも無惨に失敗した作品を私の黒歴史として紹介したいと思います。 【黒歴史① ガタガタなコインケース】  黒いコイツは閉じていたらイケメンだが、開いたら、だらしないのよね〜よく見たらアール

        【小説】マスコット〜アイドルと1つになる物語〜

        • 【小説】マスコット〜アイドルと1つになる物語〜

        • 【小説】マスコット〜アイドルと1つになる物語〜

        • 【レザークラフト②】The・初心者レザークラフターの険しい道のり

        マガジン

        • 麿呂の短編集
          2本
        • 黒い慟哭、真・黒い慟哭
          17本
        • 復讐ディナー
          17本

        記事

          【短編小説】沈黙のかくれんぼ(後編)

           目覚まし時計の針が5時を差していた。こんなに目覚めのいい朝は久しぶりだった。 昨日はあれから少し話し込んで解散した。高梨さん、気さくでいい人だった。  昨日の話し合いで今後の活動計画をある程度決めていた。お互い仕事をしているので平日は各自で活動を行い主に土日は揃って活動することにした。その内容はお互いの公園を行き来して当時の目撃情報を頼るしかなかった。  警察からは『くれぐれもご自身で捜索をしようしないで下さい』そのように予め釘を打たれていたが、その警察が動いているのが目に

          【短編小説】沈黙のかくれんぼ(後編)

          【短編小説】沈黙のかくれんぼ(前編)

          「いーち、にーい、さーん……」 「もーいいかいー?」 『もーいいよー』と元気な声が返ってきた。ベンチで顔を覆っていた両手を離すと左右に首を振った。(へぇ~ 麻理のやつ 上手に隠れているな)    正午前の公園は静まり返っていた。 ベンチにはぶどうジュースが置いてある。麻理が好きなジュースだ。それを一瞥して少し間を空けてから、麻理の姿を探そうとベンチから腰を浮かせた。今日は天気がよく風が気持ちよく吹いた小春日和だ。隠れては探すこのやり取りをもう10回以上行っているのだ。麻理の居

          【短編小説】沈黙のかくれんぼ(前編)

          【レザークラフト①】the・初心者レザークラフターの険しい道のり

          ①きっかけをくれたキーケース ②ハンドバッグとキーケースを作る ③ブックカバーの制作 ④ラスボス感満載のトートバッグ ⑤チャレンジ精神のショルダーバック ⑥サクッとパスケース  こんにちは〜! レザークラフトを始めて5ヶ月が過ぎました。初めてのことで使用する道具の使い方とか知識が皆無の状態でスタートしました。ユーチューブ動画を観ながら悪戦苦闘してレザークラフトに没頭していました。失敗も上達への経験値だと思えば苦労も楽しめます。時間の経過と共に少しずつ上達を感じている麿呂でご

          【レザークラフト①】the・初心者レザークラフターの険しい道のり

          【連載小説】真・黒い慟哭最終話「絶望の夜に」

           今日は金曜日だ。 結局、京都のプチ旅行は無くなった。口だけのハッタリ野郎にドタキャンをかまされたのだ! これまでにない殺意が湧いたのはこれがきっかけだった。エプロンをきつく締めキッチンで家事を進めるうちにだんだんと視界がボヤケたあと強烈な目眩が襲い食器が割れる音、倒れ込む玲香が目を押さえて必死で痛みが去るのを待っていると車のヘッドライトでパッシングされたように2回、朦朧とする脳内にフラッシュバックした。それは、友香が悠介の頭に袋を被せて苦しませている映像が巻き戻された。昔に

          【連載小説】真・黒い慟哭最終話「絶望の夜に」

          【連載小説】真・黒い慟哭第6話「ありえない誤算」

           ビジネスホテルの部屋に着くと双眼鏡越しで震える輝樹の背後に声をかける。 「玲香がおじさんと腕を組んで出てきました」涙目で訴えてきた。1階に降りてきてまだ何やら話している。 「おれの復讐は終わったよ……あっちで殺人鬼が現れた。今、高橋さんに説得してもらっている、俺達も片桐さんに合流するぞ」その号令に輝樹も決着をつけるために動いた。  アルファードに着くと運転席に片桐さんがハンドルを握ってすでに玲香をマークしている目付きだった。助手席に真里花が座ってキョロキョロと目が泳いでいた

          【連載小説】真・黒い慟哭第6話「ありえない誤算」

          【連載小説】真・黒い慟哭第5話「殺戮の斧」

           毎日アルファードの位置を変えて3日が経ったある日、助手席の刑事から肩を叩かれて目を覚ました。 ラジオを指していた。俺は耳を澄ませて聴いた。 【繰り返します。トンネル近くのマンホールの中から女性と思われる遺体が発見されました。昇降用のハシゴに引っかかった右脚から見て犯人に切断されたあと証拠隠滅を図ろうとマンホールの中に死体を遺棄された女性の衣服からは警察手帳が発見され高井紗絵(49歳)と判明しました。なお扁平になった頭部がトンネルを抜けた一軒家の郵便受けに押し込められており『

          【連載小説】真・黒い慟哭第5話「殺戮の斧」

          【連載小説】真・黒い慟哭第4話「トンネルに劈く悲鳴」

          【金属加工株式会社 ヤガミ】その建物の前に1人の男が立ち寄った。優が社長を継いだ1年前に倒産してしまった。原因は客先のトラブルを軽視していた優の判断の甘さが重なり代々受け継いできた信頼を失ってしまった為である。何事もお金で解決できない問題もあるのだ。閉められたシャッターの張り紙が風でなびいていた。多くの社員が怒り、狂い、嘆き、途方にくれた。木口賢治もその一人だったが、今はプロゲーマーとしての人生を歩んでいた。だが、賢治はもう若くない遅咲きである彼は今は順調でもいずれ腕が衰える

          【連載小説】真・黒い慟哭第4話「トンネルに劈く悲鳴」

          【連載小説】真・黒い慟哭第3話「病院」

           輝樹のスマホに1本の電話が入った。 知らない番号からだった。 恐る恐る耳に当てると女の子の声だった。 「逃げて!」第一声だったが、そのあとすぐに「なんでゲテモノツアーの途中で帰ったの?」聞き覚えのある声だったが、肝心の名前と顔が思い出せなかった。 「それは……」あとの言葉が続かなかった。 「一応、忠告だけどぉ、通り過ぎる車には注意して」そのあと通話が切れた。 そのあとすぐに車のエンジン音がした。 僕は恐る恐るカーテンをめくり外を見た途端、窓ガラスに何かが飛んできた! べチャ

          【連載小説】真・黒い慟哭第3話「病院」

          【連載小説】真・黒い慟哭第2話「2人の刑事」

          その夜…… 「中学生で早くない?」その行為に不安げな言葉が漏れた。 「今では、小学生でもやってるよ」 「輝くんなら大丈夫、私はへっちゃらよ」 強がって言うと輝樹の下腹部に顔を近づけた。 「誤解しないでね。こんなことするのは輝くんにだけよ」火照った体に頬を赤らしめトロットロッの甘い声を出した。それがすごく色っぽく感じた。  薄闇の中、2人は互いの体をむさぼるようにしてなで回し、いじくり回した輝樹の指先は愛液で潤っていた。 ようやく彼を受け入れる準備が整うと玲香が両手を広げたのが

          【連載小説】真・黒い慟哭第2話「2人の刑事」

          【連載小説】真・黒い慟哭   第1話「ゲテモノツアー」 

          ……ここはどこ? あの日の恐怖が記憶を遮っていた。  たしか母が父を殺してしまって、母は警察に捕まり、父の祖母も老衰で亡くなり、母の両親は事件のショックで2人とも鬱になり2人で飛び降り自殺をしてしまった。第一発見者の証言では2人は手を繋いだ状態で地面に激突するとスイカが割れるような音がしてアスファルトに脳みそが飛び散ったと近くのカフェで目撃情報が出るとすぐにニュースで報道が組まれた。みんな私の前から、いなくなってしまう。私は疫病神なの? この先もずっと1人なの?1人は嫌。暗い

          【連載小説】真・黒い慟哭   第1話「ゲテモノツアー」 

          【連載小説】黒い慟哭  最終話「嘆き」

          「うぅ〜さみ〜」ポケットに手を突っ込んで名森がある一軒家の前で立ち止まり、2階を見上げた。 「高橋さんはひでーよな! ここを見て来いって酷過ぎないか?」 「しかし、見れば見るほど不気味だな……これがゴキブリの家かよ!」 門扉を開けると甲高い音が響いた。 「錆まくってんじゃん!」名森が門扉を越えた、その瞬間! 『ドン!』家の中から物音が聞こえた! 名森は急いで中に入り門扉を開けたまま、玄関までが遠く感じるのは刑事で幾度となく経験していた。恐怖を感じているせいだろうか? だとした

          【連載小説】黒い慟哭  最終話「嘆き」

          【連載小説】黒い慟哭  第9話「赤い柄のハサミ」

          それで、思い出した。 たしか、俺が小学低学年の頃だった。家族でデパートに買い物に行った時だった……    父と母が食材を求めに鮮精食品コーナーにカートを押して吸い込まれていった時、僕はたまたま【ミケーズドッグ】の看板が見えたので、お菓子よりもこちらに足を向け店内に入った時、ケージに入った犬や猫が各々自由にケージ内を走り回ったり、客につぶらな瞳をぶつける子もいた。僕はもちろん他の客同様に冷やかしで来たのだが、  店内をぐるりと一周して、だいたいのケージを見終わった。ヨークシャテ

          【連載小説】黒い慟哭  第9話「赤い柄のハサミ」