今回はインターネット上の成功報酬型アドネットワークサービスを中心に、自社媒体運営、広告代理業等のインターネット広告関連事業を展開するファンコミュニケーションズの株主総会レポートをお届けします。

ファンコミュニケーションズ 第25回定時株主総会（渋谷ソラスタ 4F）
3月27日（水）10：00～　出席：10名

事業報告の後、質疑応答

・利益は過去数年安定しているが、売上げが23期から急減している理由？
→会計基準を国際的に沿ったものに変更したため。
代理店の取り扱いを売上げとして計上していたが外した。

株主総会は約30分で終了、20分程度の休憩をはさんで会社説明会

・新社長の自己紹介
1979年生まれ、2004年に新卒で入社。
新規開拓営業～現在は新規事業を手掛ける。

・ビジネスモデルについての説明
成功報酬型＝月額固定費4万円+成功報酬　で売上げが積みあがる仕組み。
地方の明太子やさんなど、顧客は様々。毎月100件近くの新規客を増やす。

・経営方針
投資先を見極めて、ROE10％以上を目指すベースをつくる1年にする。

・新規事業
LENEを利用したマーケティングツール
インフルエンサーマーケティング
ファンマーケティング
＝芸能人やスポーツ選手などのファンにDXで支援するサービス等

約45分で終了

2461　ファンコミュニケーションズ（3/27 終値）
＠403　配当利回り 4.71％
PER 17.68　PBR 1.50

売上・利益ともに低迷気味。
株価は1年程前から＠400前後で、値動きは相変わらず鈍い。
有利子負債がなく財務が極めて良好なのは好材料。
筆頭株主の創業社長のほか、取締役が大株主に名を連ねているのは安心。