キャノン 第123期定時株主総会
今回は言わずと知れた、カメラメーカーとして創業したグローバル企業であり、近年では画像診断装置や半導体露光装置など、「成長も期待できる高配当株」としての代表的銘柄、キャノンの株主総会レポートをお届けします。
キャノン株主総会(キャノン本社/大田区下丸子)
3月28日(木)10:00~ 出席:約400名
事業報告の後、質疑応答
質問は全体的につかみどころのないものが多く、かつ長くて聞き取りにくい部分もあったので回答は割愛させていただきます。
株主からの質問(順不同で一部抜粋)
・部門別売上高の比率~新規事業~有利子負債について
・サステナビリティへの取組み~再生可能エネルギーへのシフト
・中国リスク(技術の流出等)
・リスク管理 (不正検査、交通安全マナー、社内不祥事・・・他)
・特殊カメラの用途~データを活用したビジネス
・インダストリアル部門(ナノインプリントなど)の案件等について
・人事制度について~国家資格保持者へのインセンティブ
・就職人気ランキング~採用への影響等
・御手洗CEOとAI(人工知能)、どっちの経営判断が優秀?
主な回答者である御手洗CEOの声も多少聞き取りずらかったものの、奇問・珍問も含めて全ての質問に対して卒なく無難に回答していたのはさすが。
約120分で終了
7751 キャノン(3/28 終値)
@4,501 配当利回り 3.33 %
PER 14.58 倍 PBR 1.33 倍
コロナ禍で落ち込んだ後、3期連続増収増益で株価は上昇傾向。
配当はまだコロナ禍前の水準までは届いていないが、これは事業投資に回す案件が増えているものと好意的に解釈したい。
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