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問題が教えてくれるあなたの魅力

何か問題が発生したとき……

それらは辛いし大変ですよね。

できれば、そういうことに関わらずに
穏やかに生きたい!
と思うかもしれませんが、残念ながら問題は起きてしまいます。

ですが、そんな問題も悪いことばかりではなんです。
そこにはたくさんの恩恵が隠れていて
それを受け取れるかどうかで、今後が変わってきたりもします。



ブログにお越しいただきありがとうございます。
心理カウンセラーの飛田竜之介です。
よければ最後までお付き合いください。



心理学では「問題の影に恩恵あり」
という見方があります。

そもそも問題というのは
当人の認知によるものです。

同じ出来事でも問題と認知するかしないか……
ここで一つ別れると思います。

そして問題というのは
その人がもつ魅力や才能がうまく発揮できていないときに
ノイズとして生じるものです。


「たくさんの仕事を抱え込んでいつも無理をしてしまう……」

例えばこんな問題を抱えていたとします。
この問題が起きたとき、一歩引いて、俯瞰して
この問題を眺めてみます。

そのときに大切なのは
「どんな才能があるから、この問題が起きたんだろう?」
という視点を持つことです。


さて、そんな視線でこの問題をみてみると
少し見えてくるものがありませんか?


たくさんの仕事を抱え込んでしまう
というのは、個人の仕事の能力が高くなければ起きない問題です。

きっとその人がとても優秀な人材で
仕事が早い、だから色んな人が仕事を頼んだり
自分のところに仕事が舞い込んできて
結果、抱えすぎていつも困ってしまう……
という問題が発生することになります。

なので、この方の魅力というのは
・仕事が早い
・効率的に物事を進められる
・この人に仕事を頼めば安心!という信頼関係を築く能力がある
など、様々な可能性が見えてきます。

これが、この方の魅力や才能になります。

このように、問題の影には恩恵が隠れています。

この人の才能である仕事の効率化も
多くを抱えすぎてしまってはパンク状態になり発揮することができません。
だからそこにノイズとして問題が発生した訳ですね。


そもそも、問題というのは
解決でっきることしか問題として目の前には現れません。
解決できない問題は、問題として認知しないのです。


地球温暖化は人類にとってとても大きな課題であり問題です。
ですが、実際、どれだけの人がこの問題を日常的に考え
自分事として捉えているのでしょうか?

水素社会を目指す企業などは、この問題を
自分事として捉えるでしょう。
ですが、多くの人はなんとなくでこの問題を捉えています。

多くの人は地球温暖化をどうにかすることはできません。
微力ながらそこに貢献することはできますが
そこには限りがあります。


このように、問題というのは
それを解決できる人の前にしか現れないという特性があります。


つまり、その問題が立ちはだかるときは
あなたにはそれを解決する力や魅力・才能があることを示しているのです。


私もカウンセラーとして話しを聴くときには
「どんな才能があるからこそ、この問題が起きたんだろう」
という視点を持つようにしています。


そして、その才能に気付くことができると
それを生かす方法を考えることで
自分らしい人生をデザインしていくことが可能になります。


最初のほうで紹介した方は
仕事を効率よく進めることができ、
その正確性で他者との信頼関係を築くことができます。

しかし、仕事ができるゆえにたくさんのことを
抱え込んでしまうという問題がありました。

ですが、自分の才能に気付くことができたら
それを生かすためにフリーに転身したり
上司などに頼み、仕事の量を調整してもらったりするなどすれば
自分の強みを生かしながら仕事をしていくことが可能になっていきます。


問題の影には恩恵あり
あなたの影にはどんな恩恵が隠れていますか?

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