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死ぬ瞬間の5つの後悔

自分が死ぬ瞬間
どんな人でありたいか……

少し残酷な考え方かもしれませんが
そこを見つめることで

自分がどんな人になりたいか?
どんな未来にしたいか?

が見えてくるようになってきます。



ブログにお越しいただきありがとうございます。
心理カウンセラーの飛田竜之介です。
よければ最後までお付き合いください。



アメリカの看護師、ブロニーウェア氏が書いた
「死ぬ瞬間の5つの後悔」という本があります。

数多くの「最期」を看取った女性看護師が
死の床で聞いた後悔を綴った本です。

1「自分に正直な人生を生きればよかった」
2「働きすぎなければよかった」
3「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」
4「友人と連絡を取り続ければよかった」
5「幸せを諦めなければよかった」


以上が、死ぬ瞬間の5つの後悔です。

どうでしょう。
少し胸に手を当てて考えてみてください。


自分の気持ちに嘘をついていないだろうか?

無理をして働きすぎていないだろうか?

まぁいいやと諦めて気持ちを伝える努力を怠っていないだろうか?

今じゃなくてもいいやと友人に連絡するのを先送りにしていないだろうか?

どうせ今からなんて……と幸せになる努力を放棄していないだろうか?



私は心理カウンセラーとしてライフワークを一つの専門にしています。

ライフワークとはその人らしい幸せな人生を意味します。
そこには仕事やプライベート、パートナーシップなど
全てが含まれています。

自分がどんな人になってどんな未来にワクワクするか?

それがライフワークを見つけるヒントです。
それを見つけるために、ときに「死に際」を考えてもらう時もあります。


自分が死ぬ瞬間、どんなふうにしたいか。

場所はどこ?
周りには誰がいる?
何人くらいいる?
その人たちはどんな表情をしている?
その人たちは周りの人にあなたのことをどんな人だったと話してる?

死というのは誰しもが未経験で
未知の領域だと思います。

ですが、そこを想像してみると
こんな最期にしたいというのが見えて
じゃあその逆算で、今からどう生きようか?が見えてくるのです。


そして、「こんな人になりたい!」というのが見えたとき
今の仕事がそれを叶えることができるのか?
叶えるにはどうすればいいのか?

と天職や本当にやりたいことにも派生していきます。


また、あるホスピス医のかたが書かれた本の内容で
とて印象に残っている部分があるので紹介させてください。


死の間際で多くの人が後悔するのは
感情をないがしろにしてきたことだと
その方は言います。


家族のためを思い、家族の時間を削りながらも必死に働いて
昇進もして給料もあがって粉骨砕身で働いてきた。
その方が死の床で言った後悔は
「家族の時間を大切にすればよかった」
一番愛していたのは家族。
ならお金ではなく、時間や思い出をもっと大切にすればよかった。


自分が死ぬときお金や名誉というのはあの世へ
持って帰ることはできません。
ですが、大切な人との思い出は胸の中に残り続けます。


ホスピス医として、そう言う方をたくさんみてきた。
そう著者は語ります。


今は人生100年時代なんて叫ばれて
自分の死なんて相当先でイメージできないのがほとんどだと思います。

生きているのが当たり前で
何もしなくても明日がくる。

ついついそんな感覚になってしまい
行動をおろそかにしてしまうこともあるでしょう。


ですが人生は有限で
今も1分1秒と終焉に向けてのカウントダウンが刻まれています。


常にそれを意識しろ!というのは
中々難しいと思います。


ですが、たまに、少し人生を振り返り
先の未来をどうしたいのかを考えることはできるのかなと思います。


死に様は生き様です。

どんな最期を迎えたいか……
そのために今、これからどうするかを少し考えてみるのはいかがですか?

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