インテリアとボク
インテリアが好きで、今の妻と結婚してからだから、それこそもうかれこれ15年くらい趣味にしている。
まあ、最近はさすがに始めた頃のような情熱は薄れてしまったけど、それでもインテリア特集の雑誌とかを読んで素敵なインテリアを目にすると、毎回とてもいい刺激をもらって、ああ僕ももっと自由に自分らしくインテリアを楽しみたいという純粋な欲求が高まってくる。
ちなみに、これは僕のあくまで持論だけど、インテリアという趣味は、不思議なことに、お金がたくさんあればあるほど、そして、部屋が大きくなればなるほど不自由になる傾向があると考えている。
一方で、最近、買った雑誌に掲載されていた本当に惚れ惚れしてしまうくらい素敵なインテリアの多くは、狭い空間にみんなが憧れる有名デザイナーズ家具ではなくて、本当に自分が気に入ったその人ならではの個性的な家具や雑貨たちが絶妙に配置されていた。
「ああ、まさに、これこそ、その人の好きが詰まった唯一無二の根城だなあ」
と思うと同時に、僕がかつて憧れていた森茉莉というエッセイストの部屋もきっとこんな感じだったんだろうと妄想する。
ちなみに先ほどお金があればあるほど、家が大きければ大きいほどインテリアは不自由になると言ったけれど、その理由の一つとして、他人の視線が入り込んでしまうということがあると思う。
どうしても自宅を訪れた人たちから、
「ああ素敵なインテリアですね」
と言われたくなるのはある意味、人間の性だし、インテリアに凝り始めた頃の今よりも少し大きい家に住んでいた僕も妻のママ友たちが家に遊びに来ると聞いた日は、必ず
「みんな、なんて言っていた?」
と妻に尋ねてはウザがられてた(笑)
けど、不思議といつしか他人にどう思われるかは本当に気にならなくなって、とにかく自分のことしか考えなくなっていた。
あと、もう一つの変化は、自分のことしか考えないと言いながら、同居する家族にとってもできるだけ過ごしやすい環境になるように意識するようにもなった。
まあ、どこまで実践できてるかは謎だけど、少なくとも以前みたいに、妻と息子から、
「なんか前より住みにくくなったぞ!」
というクレームが入ることはなくなったかな(笑)
それでは最後に百聞は一見にしかず、というわけで、僕の最新のインテリアの写真を掲載します。あと、今回は、先ほど話した自分の心境の変化を見てもらうために、昔の、以前、住んでいたお家のインテリアも紹介します。
少しでもみなさんがインテリアを楽しむ参考になれば嬉しいです。
〈2011年ごろに住んでいた家のインテリア〉
〈2021年ごろに住んでいた家のインテリア〉
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