人生という名のレストランで迎えたバースデイは、拍子抜けするくらいいつもの一日だった
その店はもう15年くらい前から僕が憧れていたレストランだった。
月日が経ちすぎてもはや憧れていたことすら忘れかけていたのだけど、今年の「自分」のバースデイパーティーの会場にしようとふと数日前に思い立ちお店に電話したら、人気店でかつフライデーナイトに関わらず、なんと奇跡的に予約ができたのだった。
その日はいつもどおりというか、いつも以上に仕事が忙しくて、あととても蒸し暑かったから、体力的にはかなり消耗していたと思う。
そのせいなのか何なのか、今日は一年に一度しかない、かけ