スマートニック

初めまして。ニックと申します。 私のノートをご覧いただきありがとうございます。 簡単に…

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初めまして。ニックと申します。 私のノートをご覧いただきありがとうございます。 簡単に自己紹介をさせていただきます。 大阪生まれの大阪育ちの昭和40年代男。 大学は立命館出身の会社員。 関西人なので基本面白がり。 プロレス・映画・読書が好き。 趣味で活動弁士をやっています。

最近の記事

あしたのジョーについてその3(ジョーを取り巻く女達、白木葉子前編)

あしたのジョーのヒロイン葉子白木葉子は梶原一騎が当初から設定していた「あしたのジョー」の本来のヒロインです。 私が思うに「あしたのジョー」の中で、ジョーに対して深い思いを常に持っているという点では、白木葉子と丹下段平の二人が双璧です。 段平のそれが親が子を見守るような愛情なのに対し、白木葉子のそれは恋愛感情が含まれています。 葉子自身が、そのことに気づくのは、かなり後のことです。 反発するジョーと葉子白木葉子は、林紀子と違い最初からジョーのことが好きだったわけではありませ

    • 立命館大学の思い出その6(1987年の前田日明

      母校で開催された前田の講演会3回生の11月にプロレスラーの前田日明の講演会が立命館大学の以学館でありました。 当時前田は新日本プロレスに在籍していました。第1次UWF が経営的に行き詰まり、新日本プロレスに戻って来たわけです。 新日本プロレスでは、前田は常に危険な香りを漂わせ、アンドレとのセメントマッチやドン・中谷・ニールセンとの格闘技戦で評価を上げ、猪木に代わる「新格闘王」などと言われていました。 その前田が講演会をするとあって、何か面白い裏話が聞けるかもしれないと思い友

      • 今一つ感情移入出来ないグレートマジンガー、その理由は兜甲児と剣鉄也の違い

        マジンガーZのアップグレード機、グレートマジンガーマジンガーZの話をする時に避けて通れないのが、「グレートマジンガー」です。 グレートは、その名が示すようにマジンガーZの兄弟機であり、性能がアップグレードされたマシンです。死んだと思われていた甲児の父、兜剣造博士によって作られ、ミケーネ闇の帝王との戦いに備えていました。 初登場時のグレートの圧倒的強さ 初登場は、映画「マジンガーZ対暗黒大将軍」で、戦闘獣相手に絶体絶命のZを助けに来ます。 この時のグレートは、めちゃくちゃカ

        • 小学生の男の子におすすめのアニメ映画NO1「マジンガ-Z対暗黒大将軍」

          マジンガー映画の最高傑作「マジンガーℤ対暗黒大将軍」INFANITY」の回に触れましたが、1974年に「マジンガーZ対暗黒大将軍」という映画がありました。 この映画は、当時見た人なら分かると思いますが間違いなくマジンガーシリーズの映画の中で、最高傑作だと思います。 今回の「INFANITY」も、この映画を超えていません。 当時小学生だった私は、同級生と近所の映画館にこの映画を見に行きました。見終わった後あまりの興奮にしばらく席を立てなかったぐらいです。 おおまかなストー

        あしたのジョーについてその3(ジョーを取り巻く女達、白木葉子前編)

          「マジンガーZINFINITY」に感じた違和感

          帰ってきたヒーローここ数年で庵野監督のシンシリーズが話題になりました。「シン・ウルトマラン」や「シン仮面ライダー」など昔からのファンには、たまらない作品になっているようです。子供の頃に胸を躍らせたヒーローの続編が時を経て見られるというのは素敵なことだと思います。 「INFINITY」の感想私にとっては4年前に公開された「マジンガーℤINFINITY」がそれに該当します。 Zが45年ぶりに映画公開ということで「INFINITY」を楽しみにしていました。なので公開直後に「l

          「マジンガーZINFINITY」に感じた違和感

          あしたのジョーについて、その2(ジョーを取り巻く女達、林紀子)

          梶原原作にはいなかった紀子「あしたのジョー」には全編を通じて、主要な女性キャラクターが二人登場します。 一人は白木財閥の令嬢であり、白木ボクシングジムの会長でもある白木葉子。 もう一人は、前回述べさせていただいた、ちばてつやが考えた乾物屋の林紀子です。 二人は、共にジョーに思いを寄せているのですが女心に疎いジョーにはそれが伝わりません。 ボクシング一筋のジョーは、そもそも女性に関心がありません。 そこに二人の苦悩があるわけです。 ジョーを想う紀子今回は乾物屋の紀ちゃんにつ

          あしたのジョーについて、その2(ジョーを取り巻く女達、林紀子)

          昭和ガメラその素晴らしき特撮世界

          前回の記事で私が昭和ガメラを好きな理由を書かせていただきました。しかし昭和ガメラの魅力については、充分書き尽くせませんでしたので、今回書かせていただきます。 昭和ガメラシリーズは全7作 前回書かせていただいたように昭和ガメラの最大の魅力は、ガメラを「子供の味方」と位置付けて、徹底的に娯楽性を追求しているところです。  ではこの路線はいつから確立されたのでしょう。 それには昭和ガメラシリ―ズをト―タルで振り返る必要があります。 昭和ガメラシリ―ズは全7作です。 「ガメラ」「ガ

          昭和ガメラその素晴らしき特撮世界

          立命館大学の思い出その5(衣笠キャンパスに現れた猪木教信者

          週刊ファイトを読んでいた学生1回の時に早めに大講義の教室に着いた時のことです。 私より早く来ていた男子学生が、奥の席で「週刊ファイト」を広げて読んでいました。「週刊ファイト」というのは、大阪の新大阪新聞社が出版しているプロレス専門誌で、当時プロレスファンでもコアなファンを中心に人気でした 喧嘩腰の学生 その週刊ファイトを堂々と広げて読んでいるので、(こいつ凄いな。自分がプロレス好きって、めっちゃピ-ア-ルしてるやん。)と思いました。 私はその学生に興味が湧きましたので 「自

          立命館大学の思い出その5(衣笠キャンパスに現れた猪木教信者

          昭和ガメラとゴジラその相違

          私の特撮へのスタンス フェイスブックの友人から、「ガメラ」の魅力を教えて欲しいと依頼がありました。 フェイスブックでは、色々と制約もあり書ききれないので、この場で書かせていただきます。  最初に断っておきますが、私は特撮が好きですが、マニアではありません。なので当時の文献を読んだりとか、ネットで調べたりは一切しません。 全て自分が「ガメラ」を見た当時の記憶だけで書かせていただきます。 今回はガメラについて書きます。 ガメラとゴジラ  「ガメラ」について語るには、どうして

          昭和ガメラとゴジラその相違

          立命館大学の思い出その4(学生街の喫茶店)

          学生街に多かった喫茶店編集 私が大学の時は、今と違い個人経営の喫茶店が多くありました。立命館の衣笠キャンバスの近くにも、多くの喫茶店があり立命生がよくたむろしていました。 オムライスで有名な「ひとみ」や山小屋風の無限堂など今でも残っている店もあります クラシック喫茶ムジーク 当時は何かあると喫茶店で語り合ったものです。 プロレスや映画や異性のことなど、とりとめもなく語り合ったものでした。 私が2回生の時だったと思うのですが、以学館の裏通りの通学路にクラシック喫茶「ムジーク」

          立命館大学の思い出その4(学生街の喫茶店)

          立命館大学の思い出その3(Y君の思い出)

          真面目だった地方から来た学生私が立命館に通っていた頃は、地方から進学してきた学生が多くいました。 比率でいうと関西から通っていた学生が6割、地方から進学してきた学生が4割だったと記憶しています。 地方からの進学してきた学生は、おしなべて真面目な学生が多かったと思います。勉学にも真剣に取り組んでいたと思います 天然なY君そんな地方出身者の学生の中の一人に北海道出身のY君がいました。 大柄な体格で、身長は185センチ以上あったと思います。イメージ的には「北斗の拳」の山のフドウを

          立命館大学の思い出その3(Y君の思い出)

          あしたのジョーについてその1「矢吹ジョーという男」

          不朽の名作「あしたのジョー」ブログを見てくれている友人から、「あしたのジョー」について書いて欲しいとリクエストがありましたので、今回は「あしたのジョー」の話です。 「あしたのジョー」と言えば、今さら私が語るまでもない不朽の名作漫画です。私も今まで、読んだ漫画の中で今でも一番好きな漫画です。 原作者梶原一騎と作画ちばてつや、この二人の融合により、この奇跡の名作が生まれたと思います。 梶原一騎の天才的な物語作りの才能に、ちばてつやの叙情的な部分が加わったことにより、物語に深みが

          あしたのジョーについてその1「矢吹ジョーという男」

          立命館大学の思い出その2(立命館と同志社の違い)

          よく比べられた立命館と同志社関関同立の中でも、わが立命館と同志社は同じ京都にあることもあり、昔からよく比較されたものでした。 当時は、同志社の方が立命館より少し偏差値が上だったので、関西の学生達は少し同志社を上に見ている人が、多かったように思います。 ただ地方から進学した人には、そういう傾向はあまりなく、学費が立命館の方が安いので同志社を蹴って、立命館に進学して来た人も多くいました。 華やかな同志社、質実剛健な立命館私は、同志社にも友人がいましたので、同志社に遊びに行く

          立命館大学の思い出その2(立命館と同志社の違い)

          立命館大学の思い出その1

          今日は大学時代の思い出について書かせていただきます。 プロフィ-ルにも書きましたが、私は京都の立命館に通っていました。 当時は京都の衣笠にキャンパスがあり、周りはとても閑静で勉強するにはもってこいの立地でした。 入学式当日はキャンパスの桜が満開で、とてもテンションが上がったことを覚えています。まるで桜も入学を祝ってくれているように感じたものです。 入学を喜んでいない学生たちところが入学してしばらくすると同級生の中には、立命館に入ったことを素直に喜んでいない人達がいることに気

          立命館大学の思い出その1