今朝見た夢は、過去の自分とのほろ苦い再会でした。
例えば旅に出ると、なんとも言えない不思議な経験をします。
私の場合は、たとえば普段見ないような夢を立て続けに見るのです。
今朝見た夢は、またしても不思議な夢でした。
人生において過去に起きた自分の出来事の中にある夢でした。その話は今まで誰にも、また今まで1度も誰かに話したこともなく、今まで夢の中に出てこなかった昔の友人のお話です。
彼は世界的に有名な舞踏グループにいるダンサーで、世界中を渡り歩いていた不思議な男でした。
彼の作品は、白塗りで踊ることと、地形を利用するランドスケープアートと言うジャンルです、その場にしかない場所を見つけて来て、そこで芸術表現するというスタイルを実践する。
当時では全くいない独特なスタイルを実践するアーティストなのである。
洞窟とか、海上とか?そう言う場所にステージを設けてパフォーマンスを行うと言う、ある意味、アバンギャルドなスタイルを実践する芸術家です、
当然、製作者チームは毎回、命懸けで、大変な思いをするのです。
結果、当時のLIFEやNYタイムズに載ったりして、アートワークの中ではある意味、有名なパフォーマンスを繰り広げていたのです。
そんな中でも一際、際立つアートプロジェクトとして、ウラノスと言う宇宙空間で踊ると言うテーマがありました。
そのテーマに若かった自分はすごく惹かれて、しばらく一緒に仕事をしていた時期がありました。
その当時の思い出が、なんだかありありと夢の中に出てきたのです、僕の青春時代の楽しくもほろ苦いひとこまでした。
それはまるで過去の自分と会話するような、彼との押し問答のような、なんとも言えない不思議な夢でした。
今日もまた南の島で、あてどもないツーリングの旅を続けます。
ジャングルの彼方の道を疾走する日が続いています、
すえた臭いが立ち上るアスファルトの大地にい抱かれて、その大地からゆらゆらと蜃気楼のように現れては消える、舞踏ダンサーの手招きをするような、弱々しい彼の仕草とその光と影。
白昼夢という言葉はありますが、または南国で見る夢は南国夢と言うのか?
そんな言葉は果たしてあるのでしょうか?
今日はまた、不思議な夢を見たのです。
昨日今日、ジャングルの夢、フルムーン
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