娘への愛情が深くなる日々

生後一か月頃、
リハビリが始まった。


その先生から

「赤ちゃんにも色んな子がいて
されるがままの子もいますけど、
蒼ちゃん(娘)は私はこっち!って
腕を動かします。」

と言われ、

こんなに小さいのに、
ちゃんと自己主張するんやなぁと
ほほえましく思った。



娘と同じ位の大きさの
熊のぬいぐるみを
抱っこしながら寝ていたり

舌を出してペロペロしたり

母乳綿棒をいつまでも
チュパチュパしていたり

とても可愛い姿も見せてくれた。



18トリソミーの特徴で

後頭部がボコッと出ていたり、
手の指が重なっていたり、
足の大きさが左右で違っていたりと
普通ではなかったけれど

人より耳が大きいとか
背が高い人がいるように
ただの「個性」だと思えた。



雲くんとケンカする事もあったけど
そんな日でも娘に会うと
モヤモヤした気持ちが吹っ飛んだ。



この子のいない世界は
考えられない・・・。


そう思うようになっていった。



日に日に娘への愛情が
深くなっていく。

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