見出し画像

これぞ、新婚生活

はじまりました、新婚生活。
それはそれは甘い日々の始まりなのであった。



新婚生活がスタートして2週間


といっても私の職場が年度末ギリギリまで決まらず、新居探しはこだわることもできず「まあ、とりあえず」といった感じで決めた。
そして、3月4月のシーズンである。
もちろん引っ越し業者など確保できず、最低限の荷物だけを新居に運び、その日暮らし状態。

新居は、彼の実家から徒歩5分ほどの場所で、彼は実家と新居を行ったり来たり。二重生活をしている。
だから、一緒に暮らし始めて2週間といえども、まだまだ「一緒に暮らしている」という感覚はないのである。

明日、やっと私が独り暮らしの家で使っていた家電が運び込まれる。
そして、本格的な「新婚生活」がスタートしていくのである。


ひとり時間の大切さ


彼と生活し始めて、喧嘩などは今のところゼロである。
それは、なぜか?というと、やはり「ひとり時間をきちんと確保できている」ということが大きい。

彼は仕事後、実家へ帰り、実家でお風呂と食事を済ませてから新居に現れる。
彼が来るまでの間、私は好きなyoutubeを見ながらゆっくりと湯船に浸かり、ゲラゲラ笑い、ゆる~くご飯を済ませる。
彼に会う前に、ある程度のストレスが緩和されている状態だ。
家事も1人分なので、これまでと負担も変わらず、ノーストレス。
この制度、なかなかよい。

…が、いつまでもこのライフスタイルでいるわけにはいかない訳で。
彼にはいい加減、自立をしてもらわねば。
だって、彼、38歳。
それは、私の感覚からしたら、なかなかの数字なのである。


ふたり暮らしのいいところ。


やはり、温もりでしょうか。

帰ってきてから、ふたりでお茶を飲みながら今日の出来事を順番に話す。なんとも、穏やかな時間である。
大抵、彼の「今日、また怒られちゃってさ…」からスタートする。
心の中では(それは、あんたがもうちょっとうまくやりなさいよ)と思いながらも、「うん、うん」「今日も頑張って働いててえらいね」なんて言って頭をなでちゃったり。
…これぞ、新婚の醍醐味!といった感じ。

ひとり暮らしが長かったので、家に誰かがいる、というのもなかなか悪くはないわけで。
温かい、のである。
「おやすみ」って言える相手がいるのは、なかなか幸せなことである。



デートも忘れずに


彼は、とても優しい。

地元を離れた私のことをいろいろと気遣ってくれる。
一緒にドライブしがてら、町の案内をしてくれる。
「週末はここら辺、散歩してみようよ」とか「あそこのカフェ行こうよ」とかデートに誘ってくれる。



トータルはSweet


なんだかんだいうけれど、やはり新婚生活はSweetなのである。
この「sweet」という表現が「ど・ハマり」なのである。
暇さえあれば、らぶらぶ。
何か特別なことをしているわけでないのだ。
だけど、朝の「おはよう」がもう甘いし、一緒にコーヒー飲むのも甘いし、一緒に歯磨きしてるのも、それはもう甘いのだ。
なんという、ことだ。

これが、新婚マジック。
「あなたさえいれば」というやつだ。
新婚の威力、はんぱない。

どうか、この魔法よ解けないで。
いつまでも新婚でいさせておくれよ。

「慣れ」とは非常に怖いもので。
そう、今、私が、最も恐れているもの「慣れ」

恋人から家族になる。ということなのだろう。
先日ポッドキャストで聞いて驚いた表現、「恋愛から下りる」というやつだ。
私は恋愛から下りたのだろうか?
結婚したから、そこで、恋愛市場からは下りたけれど、彼との「恋愛を下りた」わけではない。
でも、そうか。
市場、戦場?からは下りたのは事実だ。

今までパートナー探しに費やしていた時間が、浮いた。
その時間、どこにいったんだ?とても不思議な感じ。
あの必死こいて、毎週毎週、動き回っていた私はいつの間にか消えていた。そして、その浮いた時間は彼との次のステージのための準備時間として使わていったのだ。


これから


今はうまくいっているものの、これからいっぱい喧嘩するんだろうなあ。
今、世界で1番大好きなのに。
いつかは、イライラして、触れるのも嫌!という存在になってしまうのだろうか…。
妊娠、出産を経て、ホルモンバランスが変化して、そんな風になる日が来るんだろうな…と思うとやはり悲しいのである。
でも、争えないんだろうな…とも。

ずっと、大好きでいたいのに。
私の感情とは反して、大嫌いになっちゃうんだろうか。

でも、まあ、今はまだまだ楽しいだけの日々。
目一杯楽しもうじゃないか!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?