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BICYCLE ADDICTとは何だろう。

BICYCLE ADDICTは2023年にスタートさせた小さな自転車カルチャーイベントを主催しています。自転車好きの仲間達で立ち上げました。

そのメンバーはそれぞれが独立してブランドをしていたり業界関係者であったりデザイナーだったり、一癖も二癖もある個性の塊で成り立っていますが、個々の紹介はまたの記事で書くことにします。

今回は「B/ADDICTとは、、、?」の部分に触れたいと思います。

立ち上げる切っ掛けは、やはりコロナ禍がありました。

何でも非接触で対面での接触は急激に減っていった時です。多くの業界で今まで通りの売り方の機会を失い、新たな方法を模索して進んでいった結果、
思わぬ特需がやってきた業界もあり、多大な損失をされた業界もあります。

その中で自転車業界はバブルがやってきたのです。
とにかく自転車が(完成車・フレーム・パーツ・関連小物や衣類も)売れまくった。
自宅に暫く閉じ込まらなければいけなかった私達は、次第に身体を動かすことに目を向け、人と触れにくい行動方法を選び、移動手段としてより多くの人達が自転車を選ぶようになっていた。

ここまでは良かったと思います。

でも長続きしないでバブルは弾ける。そして紛争が後押しして物価は高騰し、円安が加速、自転車もパーツ類もほぼ全て値上がりのラッシュに歯止めがかからない。

結果、折角この3年余りでペダルを漕ぐようになった人達も含め自転車離れが徐々に増えていく。

どうにかこの流れを断ち切りたい。そう思っていました。

流行り廃りで左右されるのではなく、人生に欠かせない相棒として、誰もが楽しめる移動手段として、コミュニケーションの道具として、各地域にあるそれぞれの産物として、自転車を根付かせたいと本気で考えていました。

B/ADDICTは偶然にも同じようなことを考えていた今のメンバーが、何かに引き寄せられて必然的に集まったのかもしれません。

カルチャーはひとえに表・体現することは難しく、長く時代に合わせて柔軟に変化し蓄積され、引き継がれていくモノ。

「What do you Bicycle Pedal For?」のメッセージと共に、私達なりの表・体現の仕方で、自転車カルチャーを作っていきたい、伝えていきたい、そんな思いが詰まった活動をしているのが、BICYCLE ADDICTです!


第1回目は2023年3月に開催。

東京・浜町にあるTHE LOCKで開催しました。

https://www.instagram.com/augustmooncafe/


オリジナルGOODSのお茶も販売。
会場様子


第2回目は2023年11月に静岡で開催。

静岡市にあるビリヤニ専門店Zelenshchikで開催しました。

https://www.instagram.com/zelenshchikchan/


会場へは自転車でご来場いただけます。
作り手から話しを直接聞けるイベントです。



イベントの特徴として、それぞれの開催地の地元ブランドやメーカーが必ず参加することや、地域のハブになる場所をお借りして開催することにしています。
またお客様が作り手からブランドやプロダクトの話をじっくり聞けるのも魅力です。
納得するまで話を聞いてから購入ができるので、一人一人にとって価値ある時間とプロダクトを選べるのはB/ADDICTならではだと思います。

「小さい」をとても大切にして、メンバー皆のペースで欲張らずにコツコツ丁寧に進めていくことが信念です。


次の開催が今年の3月に予定されています。

そのお話は次回にさせていただきます。














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