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【ノウハウ】私の編曲(アレンジ)方法

私の編曲(アレンジ)方法

私は作曲をしますが、歌の旋律部分だけではなく自分で編曲(アレンジ)をしてカラオケを作成します。
DAW(音楽ソフト)によっては自動アレンジの機能があるものもありますが、私は自動アレンジは一切使いません。
自動アレンジを使うと、自分のイメージ通りの曲に仕上がらないからです。

私は幼少の頃から音楽を趣味としてきました。最初はオルガン、次にピアノ、ギター、エレキベース、大学時代からは趣味でトランペットを始めました。
色々な楽器を手掛けることにより、和音(コード)の仕組みやリズム、音楽の基礎が次第に身についていきました。
ギターはコードを得意とする楽器ですし、音が目で見てわかる鍵盤楽器のピアノは音楽すべての基本になります。
エレキベースは低音楽器の習得の基礎になりました。また、ベースはリズム楽器でもあります。
ドラムパターンは、つたない知識ですが、色々な曲を聴くことでシンバルの使い方やスネアドラム、タム、バスドラムの使い方やリズムパターンを習得していきました。

私はDTM(パソコンミュージック)を行いますが、DAW(音楽ソフト)にCubase(キューベース)を使っています。
Cubaseを制作したSteinberg(スタインバーグ)という会社をYAMAHAが買い取り、Cubase上でボーカロイドを動作させる「ボーカロイド・フォー・キューベース(略称ボカキュー)」をYAMAHAが開発しました。
私はボカキューを使用しています。

私はCubaseを使って楽器毎にアレンジをしながら打ち込みを同時に行います。

(1)前奏部分のリード楽器を入力する
 リード楽器の音量はボーカル10に対して同じく10が基本です。
 パンは左50%に振っています。
(パン=パンポットとは、音をスピーカーの右から出すか左から出すかの事です。左右のスピーカーの音量を同じにすると音がセンターから出ているように聞こえます。)

(2)ボーカロイドで歌の部分を打ち込む
 ボーカルのハモリがある場合にはここで作成します。
ハモリの基本は上3度ですが、ハモリの方の音を小さくして、パンもセンターから少しずらします。
また、上3度を付けると主旋律をハモリにとられてしまうので、下4度や下6度を付けます。
ハモリ自体のメロディーも考慮して作成します。
音量は最大の10です。
ボーカルのパンはセンターです。

(3)キーボードでコードを打ち込む
 最終的なコードはここで決定します。
バッキングのキーボードの音量はボーカルを10とした場合、3が基本です。
パンは左右どちらかに振りますが、とりあえず、左50%に振ります。

(4)ギター(バッキング)を打ち込む
 コードはキーボードと同じです。
音量は3でパンはキーボードと逆の右50%に振ります。

(5)ベースを入力する
 ベースは低音楽器であると共に、リズム楽器です。
ドラムのバスドラムと音が同期する場合が多いです。
ベースの基本は分散和音になりますが、5度和音(「ド」なら「ソ」)が基本になります。
また、ベース自体にもメロディーがあります。
ときにはコードを離れてベースランニングをする場合もあります。
ベースの音量はボーカル10に対して5が基本です。
パンはセンターが基本になります。

(6)ドラムを入力する
 ドラムのリズムが全体を支えます。
ドラムは目立ち過ぎてもダメです。
ドラムの音量はボーカル10に対して5が基本です。
私はドラムのパンは自動の「ステレオ」(ドラムセットのパーツ自体に決められたパン)を使います。

(7)後奏部分のリード楽器を入力する

それでは、また。

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