卵巣呼吸/ダーキニーブレスについて
ダーキニーブレスは2017年インドで女性シャーマンから受け取った子宮のためのワークです。彼女はアーユルヴェーダとタオとタントラに精通した南米の女性から南米でそのワークを受け取ったそうです。私もですが、彼女もヨガ講師として長年ヨガの探究もしており、女性のためのヨガとしてそれを伝えていました。ダーキニーブレスについて少し解説していきます。
子宮の本質
子宮と会陰は人類にとって神聖な器官です。私たちはここでエネルギーを感じ、育みます。感情、感覚を司る器官であり、チャクラでいうと第二チャクラ、スワディスターナの領域です。スワディスタなチャクラは「本来の私」の宿る場所、とも言われています。つまり、理性的に論理的に思考で考えることよりも、「感じてきたこと」「感覚」こそ、私たちそのものだということです。それがすんなり発揮できていれば良いのですが、私たちの感覚、感情というものは、先祖からのカルマや、現代の教育、メディアによる社会的プロパガンダによって、このエネルギーに不要なバイアスをかけ、その可能性を大きく制限しているのが現状です。
yogaと女性
ヨガではクンダリーニの覚醒と言って、性器近くに眠るエネルギーを呼び覚まし、頭頂のチャクラと繋げることを目的として発展してきました。古のヨギたちは、行を行い、内観、そして直感を培うことによって、そのワークを深め、後世に伝えてくれています。
男性と違う体型・構造・性質を持つ女性は、男性と同じヨガのワークでは男性と同じことをやっても効果が違います。私もそうでしたが、クンダリーニの覚醒を最終ゴールとして、男性と同じワークを続けても、その体験は得られないのです。ダーキニーブレスは子宮と卵巣を持つ女性のためのクンダリーニのワークでもあります。(クンダリーニヨガと同じで行ったからといって、誰でも覚醒が起こるわけではありません。エゴの浄化がなされた先にやっとそれは起こります。)
集合意識と子宮
ダーキニーブレスでは、ブレスワークとムーブメントワークを通して子宮に眠る記憶やトラウマによるブロックを昇華していきます。自身の体験以外にも、両親や先祖から受け継いだ記憶や思考形態・社会全体が抱えている集合意識、概念など、自分では思いもよらない潜在的な概念を抱えています。日常的には使わないような概念でも、それを抱えていることによって制限されているエネルギーがあるのです。
そのブロックを破壊したり、存在に気づいて行くことで無意識に抱え続けてきた悲しみや怒り、嫌悪感や不満などが昇華されていきます。「これはポジティブだから無い」とか、「病んでないから無い」とかそういうレベルのことではなく、無意識レベル、潜在意識レベル、集合意識レベルのことです。
例えば、「女性はこうあるべきだ」「能力を発揮すると差別される」「sexは不純なものだ」「快感とは悪である」など、浅いものを並べ他だけでも完全にそれらの概念から自由である人は少ないでしょう。例えば、性行為でオーガズムに達することができない女性は何らかの概念がそれを妨げている可能性が高く、「オーガズムに達しない」という結果以外にもその概念がもたらしている制限があります。思考レベルではなく、潜在意識レベルでの話です。「その概念がどこからきているのか」というと、自分、もしくは集合意識的な悲しみや嘆きからきているのです。これら潜在意識レベルの悲しみや怒り、嫌悪感や不安、不満などは、あなたの本来のエネルギーを制限しています。安全な領域にいようと、本来持って生まれた性質を隠しているのです。それを解除していくことで、あなたの表現力が開花するかもしれないし、美的センスが開花するかもしれないし、愛したり、愛されたりすることがもっと深いレベルでできるようになったり、家族に対する縛りや否定的な概念、子供に対する接し方、父親との関係性、スピリチュアルな力、直感力など、思いもよらないところが開花していく可能性があるのです。
クンダリーニがもたらす効果
これらの歴史的、エネルギー的ブロックを次の世代に引き継がず、私たちの代で終わらせて行くことは、私たちにできる、この宇宙への貢献です。まず、自分の中の概念が取り外されていくことで、それを自分の子どもに引き継がせないことができます。その子が生きやすくなるのです。そして、その子孫へと、解放された世界を繋いでいくことができるのです。
この「ブロックを破壊し、子宮とハートを繋げること」クンダリーニの覚醒はなんの為に行うのでしょうか?もちろんそれはエゴを満たすためではありません。それは魂としての誕生を促し、使命と繋がって生きるという自分本来の人生をスタートさせる為です。
最近、なんとも言えないモヤモヤやムズムズを感じていた方、爆発したいのにしきれないような衝動や自分を発揮しきれていないことへの違和感を感じ始めている方は、魂として、霊的存在としての誕生への欲求が高まってきているのかもしれません。
2回目の誕生
人間は2回生まれると言います。1回目は物質的な父と母を持つ肉体を持った人間として。2回目は天を父、地を母とする霊的存在として。
この2回目の誕生に向けて生きることが、ヨガ的に生きるということです。私たちが子宮を持って生まれてきたことはきっと深い意味があります。この姓を選んで生まれてきたことには意味があると思うのです。月経という、命を育むために血液を流す存在として生まれてきたことにはきっと大切な意味があります。
今まで思っていた「女性」という概念を捉え直しましょう。概念や思考のレベルではなく、潜在意識レベルで更新しましょう。そして同じ「女性」という存在を改めて見つめて、愛を送り合いましょう。
先祖や社会から受け継いだ古いパターンを手放し、新しい愛のバイブレーションを放つ存在として、もう一度生まれる体験をしましょう
これは1人ではできないワークです。女性たちが集い、共に叫ぶことで達成されるワークです。自分のためにワークをするのではなく、皆と共にワークをしにきてください。私は誠意を持ってそのための場を整え、伝えるための努力をします。あなたの命が浄化され、本来の花を咲かせていくために。
必要な方に届けば嬉しいです。
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