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新温泉町3(2020.12)足、枕無料の課題解決型ワーケーション

課題解決型ワーケーション

往復の航空券とレンタカー、宿泊費不要で12月〜2月の3ヶ月間、月1回は必ず訪問、2回まで可能、合計10泊まで。自分の仕事をしながら、空いた時間で町の課題を解決しよう、と好条件に目を疑うようなワーケーションに参加させてもらった。

初めて湯村に宿泊

3回目にして初の宿泊。開始日早々に訪問した。
宿は湯村温泉湯けむりの宿朝野家さん。奮発してかにの夕食も1回お願いする。
「課題解決型ワーケーション」と言っても、何が課題なのかさっぱりわからないため、F室長に聞いていた町の課題の中でなんとなく興味を引かれた海洋ごみについて、廃棄物処理のお会社をされている方を早速ご紹介いただき、お酒の席を設けてもらった。
F室長の既知のお若い起業家さんと4人で楽しい席となった。
海洋ごみを焼却処理すると炉に塩分がたまってすぐに傷んでしまうそうだ。回収も難儀だが、その後もなかなか大変だ。
・・・この書き方一つとっても、なんとなく自分ごと化していないことに気づく。

豪華すぎて 食べきれません ワーケーションの食事って難しい

初体験の地方議会の傍聴

飲み会の席で、「明日ワーケーションについての議会質問がある」ということを聞き、次の日の午後は時間に縛られる打ち合わせなどもなかったため、傍聴に行ってみることに。
コロナ禍で、さらに東京からの傍聴希望なのに役場は訝しがるわけでもなく、連絡先を紙に書くだけで簡単に傍聴させてくれた。
そして、なんと前夜にお酒をご馳走になったNさんが、心配してくれたのか傍聴の席に来てくれて、一緒に聞くことになった。休憩時間には、顔見知りの議員さんを紹介してくださった。
また、なぜか町長さんにもご挨拶でき、「ワーケーション」というものに皆様の関心が向き始めていることを肌で感じることとなった。

議会の中断

この議会中にいきなり物々しい雰囲気になり、何人か途中退席されていった。出て行かれた方が病院関係者とNさんからお聞きし、時期的にもコロナ関係ではないかと推測された。
何度か傍聴しているというNさんでも、こんなことは初めてだ、とのことだった。次の日、やはり町の在住者としては初めての陽性者が出たとのことだった。

自分の生まれた市や現在在住の自治体の議会など中継でも見たことはなかったが、訪れて3回目の町の議会傍聴というのはとても新鮮な経験となった。消防団の人員不足、地域おこし協力隊と住民のコミュニケーション不足、ケーブルTVの活用・・・さまざまな立場の人から議員が課題を抽出し、提案していくという当たり前の地方自治の姿を正面から見ることができ、ちょっとした衝撃も受けた。地域に入り込むには地方議会の傍聴はとても良いことだと思う。

地域おこし企業人の方の町民向けイベントへ 畳がほんのり温かい@薬師湯

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