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今、夢だった保育士になれている私

(昨年はうつで療養中だったため、数えないとして)
お盆さんをまるまる休めたのは、何年ぶりだろう。
21年間サービス業を生業にしていたので、世の中の休みが稼ぎ時。年末年始を除いて、連休を取ることは難しかったからな。新盆でさえ、1日しか休みが取れなかったもの。それが今年は4連休できた。高校生になった娘も言葉は出さないが、嬉しそうだ。と感じとる同時に、この歳までなかなか休みが一緒にならなかったことを悔やみもした。

子どもは親が大好きだ。怒られても、一緒にいる時間が少なくても、親を求める。夕方頃、次々とお迎えにくるチャイムがなると、自分の迎えかと思い、帰り支度を保育士に促す。君ではないのだよ、〇〇ちゃんのお迎えなのよ💦堪らず泣き始める子ども、その姿が愛おしい。

私の娘も幼稚園時代、長期休暇の預かり保育の際、一番最後のお迎えだった。この子のように泣いていたのだろうか…と思うと、切なくもなり、当時のことを聞いてみた。

「いや、全然大丈夫だったけど。『トムとジェリー』観てたし、おもちゃとかも取られないし、静かにひとりで遊べて意外とよかったよ。」

おや⁈ 何だそうかい。いや、ママも安心したような、肩透かしを食らったような、でも思春期を超えて尚、一緒に〇〇しようと笑顔で言ってくるその姿を、ママ自身もっともっと見たかったよ。

保育士として勤務し始めて49日が経とうとしている。主治医が言うには、新しい環境に入り49日目頃に、心身の疲れが出てくる。この山を越えれば、その環境に慣れてきて気持ちが楽になってきます、と。

肉体的にはキツイ。腰は痛いし、膝にも違和感。手の親指が痛くてサポーターを買い足した。転びそうになり体重を右手で支えた際、薬指だけ変な方向に💦骨に異常は無かったが、重い突き指状態。テーピングで保護している様は、まるでボクサーだ。

それでも、と思う。子どもたちの笑顔を守りたい。頑張っているお母さんお父さんを支えたい。私ができることを、否できなかったことを子どもたちにしてあげたいのだ。そして、進学であと2年半で家を離れるであろう、娘との時間を大切に過ごしていきたい。





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