仕事を終えて、じっくりと反省する。一日が終わって、その一日を振り返って反省する。
すると、自分や他人のアラが目について、ついにはウツになる。
自分のダメさにも怒りを感じ、あいつは憎たらしいと思ったりする。たいていは、不快で暗い結果にたどりつく。
　なぜかというと、冷静に反省したりしたからなどでは決してない。
単に疲れているからだ。疲れ切った時にする反省など、すべてウツへの落とし穴でしかない。疲れているときは反省をしたり、振り返ったり、ましてや日記など書くべきではない。
　活発に活動しているとき、何かに夢中になって打ち込んでいるとき、楽しんでいるとき、反省したり、振り返って考えたりしない。
だから、自分をだめだと思ったり、人に対して憎しみを覚えたりしたときは、疲れている証拠だ。
そういう時は、さっさと自分を休ませなければいけない。　
　                                                                                     ニーチェ『曙光より』

なるほど。
　こうやって思い返してみると、仕事を終えて「あの仕事、こうすればよかったんじゃないか・・・」「あの人をきまずくさせたんじゃないか・・・」みたいな、自分の悪いことばっかり考えたりします。
それで勝手に落ち込んでしちゃいます。確かに疲れてる時に、良いイメージ なんでわくわけないですしね。
お笑い芸人さんとかでも、疲れて夜中に考えたネタで面白いのはあまりないとかって、よく聞いたことがあります。
　何かを反省するんだったら自分に体力があって、頭がすっきりとしたときに行うべきですね。
　よし今日から、疲れたらご飯食べて、お風呂入って、ゆっくりして体力を回復させてから考えよう！
記事を読んで頂き、ありがとうございました。