地域農業の点と点をつなぐ旅
このnoteは、「10年後に地域農業のリーダーになる」と決めた農業好きなアラサーが、
農業経営者へのインタビュー・議論をしながら、地域農業の点と点を繋いで未来を作る、そんな場所です。
なんで地域農業のリーダーになりたいのか
僕は今、地域(いわゆる地方)に住んで10年目ぐらいのアラサーである。東京で生まれて食を大事にする家庭で育った結果、
「食を支えているのは農業なんだ」
「でも高齢化や耕作放棄地の問題もあり、持続的じゃないのか」
と考えるようになった。
そんな思いから農業体験や農泊程度ではあるが、地域農業と接する機会を作ってみると、たくさんの問題があると教えてもらったのだ。
だから僕は地域農業の問題を解決するリーダーになって、農業の外側から「地域って素晴らしいんだぞ」って東京の友達に伝えて、移り住ませたいのだ。
地域農業の問題
地域では「農地あまり」が問題になっている。
高度経済成長期は「農地の転用期待(高速道路が引かれれば農地を高く売れる)」により農地を得ることが難しかったようだが、今は違う。
農家の高齢化⇒離農が進み、どんどん地域の担い手=比較的規模が大きく、若年層の農家に農地が集約されている。
農地といっても高齢の農家は米が主体であり、田んぼ・水田をイメージしてもらえるとよい。
ただ、離農のスピードが速すぎて、担い手の増加、栽培・収穫生産性の向上のスピードを超えてしまい、「農地あまり」が加速化している。
なんとかこの「農地あまり」を改善したいが、僕には農業体験程度の経験しかない。
だから農業経営者と議論したい
だったら、担い手=農業経営者と議論して解決策を見出すしかない。
農業政策のレベルでは、農地集約⇒経営拡大⇒担い手の経営改善がテーマであり、大規模化に伴う機械化や、EC等による直接販売を主軸に農業界全体の議論が進んできた。
しかし、担い手の農地集約が限界を迎えている現在、
経営拡大以外での地域課題の解決
地域が担い手の経営改善に貢献する枠組み
1・2のような地域全体の問題に取り組む、担い手やJAという点と点を繋ぐ人材
が必要だと思っている。ただ、具体策はなにもない。
だから、リアルタイムで農業に取り組んでいて、発信する声も小さい、「現場」「生」の農業経営者の声を聞き、議論したい。
地域農業の点と点をつなぐ
きっと今の地域農業の現状は、
農業経営者からすると
「JAは小規模農家の方を向いている」
JAからすると
「担い手は自分の経営の意向が強くて声をかけづらい」
ってなっていると思う。
でも、どちらも地域農業を思う気持ちは変わらないはずだ。ちなみに僕も
今、両者は点と点でバラバラかもしれない。
その点と点を繋ぐリーダーに僕はなります(宣言)
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