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おらあ、東京さ行っただー 其一

こんにちは!
先般、東京にいる知人からお声がけがありました。
「3月下旬には、桜も満開になるよ。」「千鳥ヶ淵では、桜まつりがあるよ。」「そうそう、靖国神社もライトアップされるよ。」と、心躍るような言葉に誘われるままに、休暇を取得し一路上京しました。

トキメキながら到着した東京は「大雨」でした。
しかも桜も開花しておらず、千鳥ヶ淵では桜まつりが開場していて、多くの警備員が配置されていましたが、お客さんは皆無、実に閑散としていました。
警備員曰く「信じられないくらい開花が遅れていて、来客者からは詐欺だ」と言われるそうです。😢

千鳥ヶ淵

ともあれ、折角東京に来たのですから、靖国神社へ行きました。
確認のため、標本木を見ましたが、やはりまだ蕾でした。

まだ、開花には至らず

靖国神社には、いろろいな英霊が祀られています。

何と、幕末志士ゆかりの練兵館跡があったので驚きました。
神道無念流練兵館が天保9年(1838年)の火事で焼失したため、この地に再建されたそうです。
この、練兵館には、高杉晋作、桂小五郎などの幕末の志士が多数入門したようで、桂小五郎は剣の師範代もつとめていました。

でも、夜の帳が降りかける内宮の風景は素敵でした。
ライトアップされている本殿
静謐で幽玄な佇まいに、自然と居住まいを正します。

一応、夜桜詣は実施されています。

参道から、少し外れた場所には、いろいろな碑が建立されています。
「母の像」
兵士たちを送り出した妻であり母親である女性を称えている像です。
世界的にも、戦争関連で女性の像を建立している国はないそうです。

パール判事
東京裁判で唯一「全員無罪」を主張した判事です。
その意見書は「日本への復讐ありきの野蛮な儀式である」と看破していました。
その勇気をたたえた顕彰碑です。

その他にも、桜にちなんだ碑がありました。
全国の桜のモニュメントです。
富山県の焼き物で制作したモニュメントです。

東京都の焼き物で制作したモニュメントです。

こちらは、当方の岐阜県のモニュメントです。
土岐市の代々続く陶芸家「加藤幸兵衛作」です。
緑と青が冴える色調です。

先人たちのご苦労に、感謝しつつ祈りを捧げ靖国神社参拝を終えました。
来年は、満開の桜を是非愛でたいなと思いました。

其二に続く

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