テニス肘を治すために病院を巡り、ステロイド注射を打った後に気分が悪くなったその後。

医者いわく、ステロイドが効いてくるのは翌日からで、２週間くらいは効き目が持つとのこと。でもまた無理してると早く効き目が終わるとのことだった。


確かにその3日後から、２週間は快適だった。完治したのかと思えるほどだったが、１５日後にはまたも痛みがよみがえる。と言っても前とは違う気がする。


今回の痛みは針を刺すような痛みになったいた。そう、あの時の注射の痛みである。注射の時から「この注射大丈夫かな～」って感じていたからか、余計にそう考えてしまう。「あの時に骨に傷がついたんとちゃうか〜、ん～、医療ミスか、副反応ではないのか…？」という思いはぬぐいされないままである。


二度と行かない医者リストにノミネートはしていないが、肘へのあの注射は二度とごめんである。


今では病院ではなく、整体に通っている。ネットで検索して一番に出てきた「テニス肘に強い院。プロスポーツ選手も通う。」なんてうたい文句に飛びついて、多少高額ではあるが通い始めている。


最初のお試しが安かったのにだまされた感はある。しかしここの施術には納得なのである。痛いところを直撃して治療してくれている。その場しのぎに電気だけ当てているわけではない。触って触って、必ず痛みの程度の変化を確認してくれる。


そして痛みから遠い場所をほぐすのが大事だと足の指先からマッサージが始まる。こそばゆさで体がびくっとするのを我慢していると、次は痛みを抑えるのは肝臓の役割だと、肝臓のマッサージもしてくれる。

横たわった状態で肝臓あたりを触られたものだから、なかなかのビクつきをしてしまった。


内臓を整えるストレッチのポーズも教えてくれた。そして神経と筋肉の癒着をはがすといいながら痛いところを直接的にマッサージ。劇的な改善があるわけではないが、納得の施術と整体院のキャッチフレーズに、しばらくはだまされたまま通ってみようと思っている。

いまだにこの整体院でプロスポーツ選手に遭遇したことはない。居酒屋やお好み焼き屋によくある古びた色紙のサインも見当たらない。プロスポーツ選手がこの院に通っていた形跡を感じたことはないが。