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【ご相談】
「先生、勉強しないといけないのにyoutubeのショート動画スワイプする手が止まりません」

受験生なのに毎日長時間スマホを触ってしまい、寝る直前に強い後悔に襲われます。
具体的には以下のようなことがランダムで起こってしまっています。
先生、何か解決策を教えてください。

・分からない単語を調べるはずだったのに気が付いたらSNSを開いていた。
・勉強しようと思って曲を流していたら懐かしい曲がでてきてyoutubeでMVを検索して見入ってしまった。
・あと1戦だけど決めていたが負けてしまったので、もう数戦...
・朝起きてスマホをみていたら辞め時を見失ってお昼になってしまった。

【回答】

やるべきことがあるのにそれ以外のことをしてしまう。これは人類共通の悩みですね。
私も高3の1月にゲームの娯楽から抜け出せなくなってしまい、泣きながらPSPを水に沈めたことがあり、今でも鮮明に記憶に残っております。

誰もが通る道なので、自己嫌悪に陥る必要はありません。
むしろ、「今やるべきことを」を明確に持っている点で、素晴らしいと思います。

しかし、やるべきことができていない状況はとても苦しいですよね。
楽しくて止められないというより、苦しいけど止められないといった感覚に近いのではないでしょうか?

今回は娯楽と向き合うコツを共有いたします。

スマホ・ゲームの特徴


①スマホとゲームは面白い
そもそも、スマホやゲームは世界中の開発者によって飽きられないように進化し続けているのでとても面白いです。
意思の力では抗うのは基本的に難しいです。

②触れたものを引きずり込む引力を持っている。
少しだけのつもりが長時間触ってしまうようにできています。
1戦だけプレイする=氾濫した川の様子を覗きに行くくらい危険です。

具体的な対策案


①場所の力を借りる
図書館や自習室でyoutubeを見れるでしょうか?
大体のことは自習室に休日の朝or放課後に直接行ってしまえば解決します!

②勉強仲間を作る
1:ダイエットしているときに周りがおいしそうなマックを食べていたらどうだろうか?
2:ダイエットしているときに、周りもダイエットや美容・筋トレなどの話をしている。
どちらがやせるでしょうか?

③覚悟を決めてスパッと断ち切る。
何事も勢いが大事です。

終わりに

「銃の火薬よりも砂糖の方が多くの人を殺している。」

これはホモデウスという本で、2012年の世界中の死者の内訳のデータを調べたところ、「戦争による死者」よりも「糖尿病による死者」のほうが多かったという事実を指して使われていたコメントです。
本当にあなたの人生にとって害をなすものは、かわいく無害そうな印象のものであることに気を付けよう。

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