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息子が引きこもりになって8年 これまでの振り返りとこれからの計画

息子が不登校を発症してから、いわゆる精神が病んだ状態になってから、はや7~8年が経とうとしています。

経験しなくてもよいことも含め 今まで、本当にいろんなことがありました。

今年、息子が高校を卒業するにあたり、改めて息子や自分を振り返ってみると、

残念なことに、今までとさほど変わっていない自分がいることに気が付いています。

もちろん、不登校初期のころに比べると、何事にも動じなくなったり、

よい意味でいろんな諦めや、”待つ”ことができるようにはなって来ましたが。。

肝心の息子が、さほど変わっていないと感じています。

息子の高校は通信高校ですので、小学校 中学校の時と比べると、

学校へ通う必要がないので、気が楽になったということはあるのですが、

それはそれで良いのですが。。

今でも、どこかへ行くと決めて、行こうとしたときに、準備をする段階で

焦って動転したり、自分の体調不良時に気が落ちたり逆に荒くなったりと、

いわゆる普通な感じにはまだ到達できていません。

もちろん”普通”を目指して来たわけではないのですが、

一番大事なところは、息子が本来の自分に近づいていないところが

問題と思っています。

これまでに養われてしまったトラウマの中に依然としてどっぷりとつかったままの息子が

いて、本来の健康な精神状態ではないところが大きな問題です。

まずは、そのトラウマに気づかせてあげたいと思っています。

トラウマから脱却はできなくても、自分が自分のトラウマという色眼鏡の中から

すべてを見ているということに気づいてくれないと、どこにいっても(家の中にいても)

気が休まることはないはずです。

息子に、トラウマを作ってしまったのは、私が原因なので、私がそのトラウマに気づかせて

あげるのも私の役目だと思っています。

聴く耳を持ってくれるようなタイミングで、話していこうと思います。

結構難しいと感じていましたが、方法としては、

”一生懸命に伝える”

です。

シンプルですがこれって意外と出来ていなかったと思います。

腫れ物に触るように過ごして来た時間が長くなってしまったなと感じています。

仮面夫婦のように、上辺だけの生活ではなく、

言うべきことを、親としてきちんと伝えてきていなかったと

感じています。

ですので、これからは、本音を意識した会話を意識したいと

思っています。

一生懸命に本音を話すことを、意識して頑張ろうと思います。

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