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元トラック配送員でも何度か転職したら大手外資IT企業に入れたってよ

初めまして、ヤザワと申します。
Twitterで"外資IT営業ヤザワ"という名前でちょいちょい外資IT業界やキャリアに関する情報発信をゆるーくさせていただいております。

この記事は「マイナススタートからの転職によるキャリアアップの話」を中心とした内容です。
まず私は新卒就職に失敗しトラック配送員をしていたのですが、現在は全く異業種である外資IT企業の大企業向け営業職に就いております。
現時点までの自身の「異色キャリア」について一度整理してみたかったので、どうせならnoteで公開してみようと思って書いてみました。

ヤザワと似たような境遇の方や、「いやいや自分はもっと全然マシでしょ」という方等を含めた幅広い層のキャリアに悩まれている方を対象に、ヤザワよりも良い選択をしていただくためのヒントを含めた内容を書いていこうと思っています。

今回はヤザワの自己紹介を中心に書かせていただきます。

■完全にアホだった学生時代

私ヤザワは神奈川県出身で中高時代は周りの環境の影響もありヤンチャをしたり遊び呆けたりしていて、学生時代の時間のほぼ全てを勉強以外の事に費やしてしまいました。

高校で遅刻や欠席やら問題やらが多すぎて就職が難しかったため、母親からのアドバイスで知ったAO入試という手段で面接と中学生レベルの国語の謎のテストのみで某ニッコマ圏外の某Fラン大学にギリギリ入る事が出来ました。

大学時代はガングロギャル男になり、クルマやバイトや遊びにばかり時間を費やして勉強は全くしませんでしたが、卒論無しの学部だったため適当に単位を取って何とか卒業する事が出来ました。

■新卒就職失敗→ニートへ

就活は思いっきり出遅れてやり方もさっぱりわからず、リーマンショック後の就職氷河期でもあったためまともな会社は一切受かりませんでした。
結果的に、
①シロアリ駆除の老人を騙す悪徳営業
②オフィス機器テレアポ営業
③地元の電気設備資材卸
の3択から選ぶ事となり、都内への電車通勤が嫌だというシンプル且つアホな理由で③を選んでしまいました。

今となっては②あたりでゴリゴリのセールスを学んだ方がよっぽど良かったと思ってますが後悔先に立たずです。
1年程でトラック配送業務が嫌になり次の職場を決めずに退職してニートになってしまいました。

この時はここから自分が転職を繰り返しビジネス中心の人生を歩んでいく事になるとは1ミリも全く想像出来ていない本当のクソヤローでした。

■ブルーカラー→ホワイトカラーへの転身

Fラン卒の1年で仕事を投げ出した人間に対する社会の目は想像以上に冷たく、書類含めると100社くらい落ちて路頭に迷ってましたが大学の卒業生支援制度に頼った結果、大手生命保険会社の子会社から内定を貰う事が出来ました。(こんな手段があるとは・・)

完全にネームバリューで勘違いして喜んで稚拙な考えで転職してしまいましたが、ここで「大手子会社の闇」を思い知る事となり、親会社との格差に苦しむカースト最下層の憂鬱を味わいながら3年半程働きました。

低水準な年収と低位安定した雇用を約束され、キャリアの幅や成長はほぼ無く誰にも知られず定年まで働くのは絶対にイヤや・・と思い、「一応大手グループの冠」と「保険業界の知見」を武器に再度の転職活動を始めたのは26歳の頃でした。ちなみにこの頃までずっと年収は300万円程度でした。

■IT業界への転職

当日は少子高齢化という時代背景によりこれから医療とITが伸びるだろうとシンプルに思ったので、「大企業」×「そこそこの給料水準」×「子会社ではない」×「使い捨て営業ではない」等の保守的且つまだまだ甘い転職軸で次なる転職先を探していました。

医療は製薬会社のMRや医療機器営業等を中心に受けましたが、全社落ちました。。企業側の求める人材と私のスキルセットが全く合ってなかったからだと思います。

続いてIT業界の企業を受けていくと、意外にこれが何故だか引っかかるんですよね。IT業界は20代後半の業界未経験でも意外と受け入れてくれる雰囲気があり、最終的に金融(特に保険)に強い中堅所の独立系システムインテグレーター(SIer)から何とか内定を貰う事が出来ました。
当時2,000名程社員がいて年収も450万円(+残業代有)スタートだったので当時の底辺すぎた私にとっては非常に魅力的に感じました。

数万人のグループ企業の一角で子会社化してしまっていましたが、元々一部上場企業で親会社に依存しない独自ビジネスを展開していたので、一応上記条件をほぼ満たしている妥協の無い転職だったと言えますし、結果的にこの会社でのキャリアにより今の自分にとって重要な営業パーソンとしてのベースを築き上げる事が出来ました。

■外資IT営業への挑戦

SIerでは6年程在籍し、ソリューション営業部隊で継続的に実績を出す事が出来、マネージャー職を数年経験した後に心の迷いに気付き始めました。

営業としてまだまだ井の中の蛙である状態で管理職コースを進んで良いのだろうか・・?
「このままいくとこの会社でしか役に立たないおぢさんになるんじゃね?」
と不安に思うようになり、BtoB営業キャリアを極めたいという気持ちも強まり転職を決意しました。

転職活動では少し悩みましたが、選んだのは外資IT営業のキャリアでした。

現在はこれまでの経験をベースに金融業界向けエンタープライズ(大手企業向け)営業セクションにて日々営業活動に勤しんでおりますが、外資IT営業は最高に刺激的且つ大きく成長出来る環境でありサバイブ中の状況であります。
実績にはシビアな職種ですが逆に言うと仕事の結果が正当に評価される環境であり、非常に高待遇です。
よくドライと言われがちですが人間関係も非常に大切で日系企業と大差無いように感じています。

何より専門領域で最先端技術を武器に実績を積む事で、将来のメシの種になるポータブルなスキルを確実に磨いていける環境である点が魅力的な職種であると思い、皆様にもお勧めさせていただきます。

■トミオちゃんねるへのゲスト出演

外資IT業界に入ってから知り合ったネオ転職エージェント企業社長であるトミオさんが運営するトミオちゃんねるに何度かゲスト出演させていただきました!
Twitterの外資ITアカウントの方々や私のキャリアを築く上で大変お世話になった方々も度々登場しているのでお時間がありましたら是非ご覧ください。

■今後の投稿について

今後はまだあまり考えていないのですが、こんなアホな男でも築けたキャリアの詳細や苦労話、外資IT関連話やキャリアに関する各種情報提供等を考えておりますので、引き続き読んでいただけたら嬉しいです。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします!!


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