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さいきん考えていること

さいきん分かったことが一つある。
人間ってほんとに弱いってことだ。
強がりいってても内心すごくもろくなってたり、ちょっとしたことでずーっと悩んだり、やらかしたことを引きずったり...。

さいきん自分の弱さになんども直面して、
たくさん悩んで、
そのたびに悩んでる自分がちょっぴりいやになって、
でも毎日をいきている。

中学のときの担任の先生が、「強い女」になれと毎日のように言っていた。
意見もはっきり言うし、かっこいい女性だとつくづく思っていたし、
わたしが尊敬する人間の一人である。

先生のことばはわたしの心にいまでもたくさん残っている。
あるとき、教室のロッカーの仕切りが、なかみの重さに耐えきれず割れた。
先生はたわむってやっぱり大事だねとわたしに言った。
板はかたいから丈夫そうに思えるけれど、かたいだけではだめで、
たわむ、しなる、といったような柔軟性があるからこそ
受け止められるものがある。
うろ覚えだが、先生はきっとそんな話を私にしてくれたと思う。

先生は「強い女」になれと語った。
当時は「強い女」の話と「しなる」話はわたしの中で何も関連付けられていなかった。
でも、今になって強いってなんだろう、弱いってなんだろうって考えたときに、先生が言っていた「強い女」ってこの柔軟性をもあわせもった状態のことをいうんじゃないかな、とふと思う。強いって、芯が強くてぶれない!ってわけではなさそうだ。

いまは「しなる」ことができなくて、ちょっとしたことを受け入れられなくていちいち心がつかれちゃうときもあるけれど、でも、いまは、これでいいのかな、って思うときもある。とりあえず、自分の弱さを、今はそういうもんだよ、って自分で受け入れようとしてみることも、一種のしなりにつながるんじゃないかな。なんて、どうにか片を付けて、弱さと向き合っていこうと思います。

弱いけど、生きていくよ。

※ヘッダーはみんなのフォトギャラリーより

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