見出し画像

欧羅巴旅62/75〔ポルトガル•ポルト観光②〕


ボンディア!
ポルトガルの「こんにちは」はなんだか余計に発音したくなっちゃうかわいい言葉。

今日は7:00起き。
昨日久しぶりにフルコースヨガをやったおかげがよく眠れた〜。今日の朝ごはんは、スーパーで買ったスープに解凍した冷凍野菜を入れた野菜スープとギリシャヨーグルトにはちみつ。エネルギー満タンで出発!


今日も雨の予報だったけど、曇っているだけで傘はささなくてよさそう。傘をさすと、せっかくの綺麗な景色が傘で遮られちゃうからもったいないもん〜ラッキー♩

今日はまずレロ書店。
ハリーポッターのモデルになったとか世界で1番美しいとか言われているとかいう本屋さん。
とっても人気で人口密度がすごいとのことなので、開店の9:00のチケットを昨日買っておいたの。

まだ開店15分前なのにもう行列。みんなすごいなぁ。

赤いのは目です
ちょっと怖いね

いざ入店。

おお〜!!!
入るとすぐに天国への階段が。滑らかな曲線と美しいステンドグラスの天井。

階段を登ってみると…

どっちからでもいけるよ


お〜!!!!美術館のような本屋さんですね〜すごい!
そして確かにハリーポッター感。

個人的には1階の天井のデザインが好みです。

とっても美しい本屋さん。
だけどどこも人人人人で店内大混雑。1番美しくかつ1番人口密度が高い本屋さんですね。特に本を買う予定もないので見学して、割とさらっと観光終了。もし本を買うのであれば入場券分の料金が本の料金から値引きされるみたいです。

近くの通りのお店もポッター感


お次はサンペント駅。
ただの駅かと思いきや、中がとっても綺麗なんです。


ちょっと一息休憩タイムです。
近くのデナダやさんでいただきます。

アメリカーノと一緒に

周りはサックサクのパリパリなのに、中のカスタードがプルプルよりのトロトロ。しっかりとした卵感やシナモンの香りが最高においしい〜!
一緒に頼んだアメリカーノも苦味も酸味も少なくて飲みやすくかったです♩

おいしいデナダをありがとうございます


さて今日のメインイベントのワイナリー見学です。
ドンルイス橋を渡り対岸に行くと多くのワイナリーがあります。その中の細い路地を入った一軒で、今回は見学。

見学とティスティングで15€。
英語、、わかるかなぁ〜と心配だったのですが、説明してくれたお姉さんの発音が超ききやすく私でもなんとなくわかったし、1人で入って行った日本人にとてもフレンドリーにしてくれたのが嬉しかったですね。

アウグストゥス家のファミリーワイナリー
何百年も前からの貯蔵
10-19年、20-29年のように年ごとに
左から
白新
白古
ロッシ?みたいなの
赤古
赤新
白は時間が経つほど赤っぽくなっていくのに、赤は明るい色になっていくのね
ドウロ渓谷から船で運ばれてくるワイン
外の川には停船してあるの
10種類の葡萄
夏は40度以上になる中手作業で摘みます
機械で洗った後に、ファミリーが肩をくんで足で葡萄を潰していくよ
10年貯蔵からあります

カッパドキアの時も実感したけど、こうやってツアーで説明してくれる時って英語じゃないですか。
せっかくワインについて学ぶ機会があっても、英語がちゃんと理解できなければもったいないな〜と。日本だけじゃなくて、世界を視野にいれるならやっぱり「英語」だよなぁ。生活はできても、もっと詳しく知りたい気持ちに応用できないもん。(お姉さんの説明はとてもとてもわかりやすかったよ)

さあっ!おまちかねのティスティングタイム♩

左から
赤 70年
赤 30年
白 10年

若い順から飲んでいきましょうか。
まず10年の白、香りを楽しむためにグラスをくるくる。
すると、涙が。

ちょっと見にくいね

涙の出るワインなんて人生初めてです。それだけスイートで高アルコールなんでしょうか、では一口。
とてもフルーティな香りで甘口、とっても飲みやすかったです。ちょっと私は好きじゃないキリッとくるアルコール感を感じました。

続いて30年の赤。
香りはフルーティさよりもちょっと葡萄感が強め。一口飲むと、口の中が一気に葡萄畑に。かなりの甘さと最後だけ下の先に残る渋みがちょうど良く、最初の白よりも個人的に好きでした。

最後は70年の赤。
70年前のワインなんて飲んだことないので、色々ドキドキしてしまいます。色味も30年と比べるとずいぶんとボルドー。
グラスをくるくるして香りをかいでみるとスモーキー、すっごい燻製味のある香り。涙も1番綺麗に流しています。では、一口。
あっ芳醇。大切に大切に育てられた葡萄の王様の粒の中に、全身浸かってしまったくらい葡萄。渋みもあるんだけど、ビリッというよりもじわぁ〜と舌にいる感じ。そして1番度数が強いはずなのに、口の中に入れた途端アルコール感が一瞬で飛ぶような。1番おいしい、、、。一緒にチーズが食べたくなったからやっぱりスモーキーなのかな。
こんな22歳の赤ちゃんでもわかる美味しさなんてポルトのワインってすごいなぁ。
(風味は本当ただの感想なので、私はこう感じたよ〜くらいです)


ポルトの美味しい甘めワインが飲めてるんるんで街へ戻り、丘があったので登ってみました。もう登れそうなところには登る、これが旅の鉄則に笑。

曇ってるね〜
王冠みたいな建物だわ

すごい曇ってますね〜こんなに雲が分厚くておっこちてきそうです。
先ほど1番最後に飲んだワインのせいか、どうしてもチーズが食べたくなり近くのお店にちょっと立ち寄り。

じゃーん!フランセジーニャです。
「フランス人の女の子」という意味のポルトガル伝統料理で、ポルトガル版のクロックムッシュらしいです。
中はこんな感じ。

上から
チーズ
パン
目玉焼き
お肉
ベーコン
パン
周りにポテトとトマト系ソース


すごいカロリー爆弾そうですが、美味しそうだしきっと若いうちしか食べられない料理なのでいただきます。ぱくっ
うん、想像通りの味でおいしい!私は今どうしてもチーズとお肉が食べたいお口だったので、ばっちりです。ただ想像通り結構なボリュームとオイルだったので気合いが必要そうですね。ペロリとはいかないまでも、ぱくぱく食べれてしまいました〜ご馳走様でした。


お腹がいっぱいになったところで、せっかくなので歩いてお家まで。

空はどんよりと曇り空ですが、吹く風は角がなくやわらかい風なのでそこまで寒くは感じません。いや〜ハンガリーの風は本当に厳しかったなぁ…なんて思い出しながら、てくてく。
そういえば行きに乗った満員電車のメトロで、不思議なことにポルトガルの人は赤ちゃんの匂いがする気がしました。なんかみんなおんなじベビーパウダーとか使ってるのかな。
外国だと結構香水やら柔軟剤やらがきつい人も時々いますが、ポルトガルは今のところ感じてないなぁ。いい国だ!


なんて考えていたら家でした。
ハンガリーあたりからスペインでできなかった筋トレ不足で、ちょっと顔が丸いので今日もフルコースにヨガ。なんとか日本帰国までに戻したいけど、せっかくだからスイーツ食べる(確定)のでね、消費〜!

はぁ〜、今日もいい1日だったなぁ大満足、ではおやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?