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決算書を読むときのポイント!

おはこんばんちは。ゴマフです。
企業の決算書ってなかなかとっつきにくい所がありますよね。
今回は、サラリーマンや個人投資家などが見るべき決算書のポイントについて調べてみたのでぜひご覧ください^^

1.決算書とは
主に財務三表と呼ばれる「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」のことになります。

2.財務三表
「貸借対照表」:BS 会社の安全性を示す。一定の時点での会社の財産そのものを表し、資金をどのように集めてそして使ったのかがわかる。
「損益計算書」:PL 1年間でいくら売上をあげたのかいくら利益を得たのかを示す。会社の成績表。
「キャッシュフロー計算書」:CF 会社の将来性を示す。より具体的なお金の流れ。

3.「貸借対照表」:BS(balance sheet)

貸借対照表

point
・資産合計と負債+純資産は同じ数字となる。
・流動資産は1年以内に現金になる。流動負債は1年以内に返済が必要。
・負債は主に4つでまとめられる。(1.銀行から借りる 2.社債を発行して投資家から借りる 3.株式を発行して資金集め 4.事業を通じて利益を得る)
・資本金や利益は会社の資産ではなく、株主が会社に投資してくれたお金など資金の調達側の考え。


4.「損益計算書」:PL(Profit and Loss Statement)
1年間でいくら売上をあげたのかいくら利益を得たのかを示す。
point
売上高:事業規模。前年度と比べて業績がどうなっているかがわかる。
売上総利益:(売上高-売上原価)粗利益のこと。
営業利益:(売上総利益-販売費及び一般管理費)
経常利益:本業以外の損益を含めた、日常的な経営活動による儲け
税引前当期純利益:営業とは直接関係ない、臨時で得た利益や損失
当期純利益:(税引前当期純利益-税金)単に純利益とも。

5.「キャッシュフロー計算書」:cash flow statement
営業活動、投資活動、財務活動の3つの分野におけるお金の流れがわかる。
point
例えば、現金・預金がゼロの会社において、5日後に仕入れ代金50万円を支払う必要があったとする。しかしその会社の売上100万円の入金があるのは10日後だ。この場合、いくら入金予定があったとしても支払いが滞り、最悪倒産も考えられる。
損益計算書では、100万円の売上で50万円の仕入なので50万円の利益が出ていることまでわかるがキャッシュフロー計算書はより詳しくわかるもの。

6.さいごに
上記の財務三表の各pointと「総資本経常利益率」にも注目です。

経常利益÷総資本(資産合計や負債純資産合計の数字)=総資本経常利益率

上記の計算式で求めることができます。
総資本経常利益率が5%以上であれば健全ライン。単年ではなく複数年でチェックすることが大事ですε( c ´ω`)

今回もご覧いただきありがとうございました。


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