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よちよちある記#141『スイカ』

夏の味覚
庭先でかぶりつく
ワイルドだろ〜ぅ

あれは小学校の低学年の頃だったか
夕飯のあと
大きなスイカを切り分けて
各々のお皿に分けられ
目の前に運ばれたお皿には
1/8のスイカ

大きなスイカを
スプーンでクリクリと
小さな丸い穴を掘りながら
食べてたっけ

こんなに大きなスイカを
ペロリと食べて
おかわりまでしてる親父さんの姿に
大人ってスゲ~って思ってたっけな

やがて成長し
TVで志村けんさんの
スイカの早食いを見て大笑い

スプーンでちまちまと食べる食べ物が
一瞬にして消えていくスイカ
衝撃的だったな〜

もはやあの早食いも見れないんだよなぁ…
寂しいことだわ

あの頃
大きな大きなスイカだと
思ってた1/8のスイカが
目の前にある

お客さまと一緒に
かぶりついて食べるスイカは
よく冷えててとても甘くて

視覚と味覚が記憶を呼び覚ます

スイカが大好きだった親父さんと
スイカといえばこの人!っていう
志村けんさんが思い出され

少しばかり感傷的な氣持ちで
かぶりつく
 

今日8/8は二十四節氣のひとつ『立秋』
夏が極まり秋の氣配が立ち始める日。
夏至と秋分の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立冬の前日までが秋となる。海に囲まれた日本列島は立秋を過ぎてもしばらくは猛暑が続く。立秋からの暑さを「残暑」といい、手紙や文書等の時候の挨拶などで用いられる。また、この日から暑中見舞いではなく残暑見舞いを出すことになる。

季節は秋に向けて移ろいゆく
夏の暑さを楽しめるのも
あとひと月くらいか

ほっといても秋はくるし冬もくる
今はこの目の前の夏を満喫しよ〜

そーいや
最近黄色いスイカを見ないな…
元氣にしてるかな? 

今日もいい1日✨

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