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よちよちある記#123『天国と地獄』

週末の余韻がうっすらと
和らいできたころ
振り返り思い出す

関東やら関西やらから集いし
勉強会仲間の
富士登山の打ち上げ懇親会に参加

お久しぶり〜な方も
はじめまして〜な方も
楽しいお酒で楽しいひと時を
ご一緒させてもらってきた

渦を巻き起こす熱量を持った
方々から受ける刺激は心地よい

 
ひとり先に失礼してお別れ

三連休の中日
他県ナンバーの車で大にぎわい
つまりは大渋滞
ハンドルを握るみなさまは
イライラせずに連休を
楽しんでくれたかしら?

目的は友だちが代表をつとめる公演
オペレッタ『天国と地獄』の観覧
土日の2日公演の日曜に足を運ぶ

オペレッタって初めての経験
自らの意思で
こういう場に足を運ぶって
なかなかいい刺激

プロアマ混成というのは
非常に珍しい団体らしい

会場に着くと
もう入場待ちの人で大行列

初めてのことで座席はどこにしよう?
撮影用のカメラの前の辺りがいいかな
と多分いい席を確保できた
パンフレットに目を通して
お友だちが数人ステージの上に出る
のを楽しみに期待にワクワク

幕が上がり舞台がはじまる

なんてことなく始まったけど
ステージ上でこの広い会場に
マイクも通さない生の声だけで
セリフを届けるってスゴイこと
その声量や滑舌
ひとえに練習の賜物なんだろう

初っぱなからウオォ〜って

セリフの言い回しとか
メロディーにのせたセリフ
普段の会話とは違うから
聞き流してては意味が取れず
しっかりと集中して聴く

生の演奏が流れる
観客先からは見えないようにしている
オケピットからの演奏は
演奏者さんに目が行かないように
隠れてるってことなんだろうな

徐々にステージ上の演者さんたちと
観客席のこちら側とが一体感を持つ

 
自分の目の悪さを忘れてた
座席は良いところなんだけど
演者さんの顔が判別できない…
そーいえばあの人やこの人
友だちの姿をすべて見逃しちまったわ

ある意味で余計な感情を持たずに
舞台のすべてを楽しめたってことだ
 

拍手喝采のカーテンコール
幕が下りてもまた上がる幕に
会場の拍手も一段と大きくなる
こういう演者さんと観客との交流に興奮

舞台が終わり
興奮に包まれたまま席を立つ

ロビーで知り合いに声をかけられ
お互いに興奮しながらの会話

あちらこちらで
演者さんを囲んでお喋りする観客の人々
誰も彼もがいい笑顔で
目にする人々すべてが光り輝いてる

そんな人混みの中
友だちを発見っ!!
手を振るとあちらも氣づいて
「あぁ〜」って手を振りながら
ごきげんな笑顔で近づいてきてくれる
そして嬉しいことに
『一緒に写真撮ろうよ』ってさ
普通に横に並んだら
『それじゃ一緒に写らないから
もっとしゃがんでよ〜』って
そして記念の2SHOT

ただでさえ可愛くて
キラキラしてる彼女に
こんなんされたら
ハートをガッチリ掴まれちまうわ
もうメロメロっすな 笑

2人で撮った写真は…

まるで
ガツガツとくる熱狂的なファンに
笑顔で応じるものの
ちょっとちょっと近いよーって
言ってるようなオモロイ絵に

初日だったら
かわいいキューピット役で
その姿も生で見たかったなぁ〜
それはそれでメロメロなんだろうな〜

オケピットの
解体ボランティアを募集してたから
なにか手伝うよって声かけると
舞台の解体に人手が欲しいって

 

ホールに戻ると
閑散とした観客席とは真逆の
多くの人があちこちに動き回る舞台上

色々と分かってそうな人に声をかけて
何をしたらいいのか指示を仰ぐ
舞台上に積まれた台を解体したり
オケピットの解体して観客席に戻したり

舞台に上がった演者さん
演奏して支える演奏者さんに
こうして見えないところで支える裏方さん

キビキビと動き回り
ひとつひとつ片付いていく
ここにもプロの技や仕事ぶりを見る
めちゃくちゃカッコいい〜

普段人目につかないところで
こうして汗を流してる人がいて
何かひとつのものを作り上げてる
こんな風に裏方さんの熱量を感じられて
お手伝いさせてもらって良かったな〜
 
手伝い終えて帰るときに撮った写真で
舞台上で活躍する裏方さんたちの姿を
撮り忘れたことが悔やまれる…

どんな世界にも
そこに携わる人の仕事ぶりを見て
勉強になることがあるな
そうなりたいかなりたくないかは別として
氣づきや学びはどこにだってある

自分自身の仕事ぶりは
他人に感動を与えられているだろうか?
もう一回立ち止まって
この道に踏み出した初心を思い出そう

 
今日もいい1日✨

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