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アメリカのスーパーでくしゃみ3回して、絡まれる

先日、アメリカのスーパーに行った際、レジでの出来事を振り返りたいと思います。



アメリカ スーパーのレジにて並ぶ

近場のスーパーへ食料品を夫とともに買い出しに行った時のことです。自分の前の人が、たくさん購入していたので、私たちはレジ近くで会計待ってました。

薄着をしてきたわけでもないのですが、レジ近くに冷凍食品が大量に並んでおり、寒かったため、こらえきれず「ハックシュン、ハックシュン、ハックシュン」と3回連続でくしゃみが出てしまいました。

すると、私の後ろに並んでいるおばあさんから、

「あら、あなた私の娘と同じじゃない!うちの娘もよく3回連続でくしゃみをするのよ!」


予想していない絡み方をされました。
内心、「え?くしゃみ3回ってそんな珍しいの?というか何て答えたらいいの?」と頭の中が真っ白に。

私がなんて返答しようか迷っていると、夫が即返答。私はここで会話が終わるのかな、と思ってましたが、ここから、後ろのおばあさんとの会話のキャッチボールが始まってしまいました。


日本 スーパーのレジにて並ぶ

日本でスーパーに行った時のことを振り返ると、まず一言も話さないで終わることのほうが多かったです。
仮に話しても、店員さんとレジで支払い方法やレジ袋がいるか、
もしくは探している商品の場所を聞くくらいで、最低限の会話で終わってました。
お客さん同士でしゃべるというのも、なにか弾みでぶつかってしまった時、何か落とした時くらいで会話らしい会話もした覚えがありません。


くしゃみとスモールトーク

アメリカ生活では、雑談/世間話(スモールトーク)がとても多く、大切な役割を果たしているように感じます。このくしゃみからの会話も特に意味はなく、立派な雑談の一部だと思います。何気ないのですが、スーパーで、道端で、ショッピングモールでどこでも、見知らぬ人といきなり会話が始まることがあるので、それが日本とのコミュニケーションの違いなのかなと感じています。
日本だと、いきなり声掛けたら、何か用がない限りは、びっくりしたり、人によっては不快に感じるかもしれません。


アメリカ生活でこのスモールトークに私はドキドキしてしまい、何を話していいのかわからず、うまいことも言えず、スーパーに行くのが日本と比べ、少しハードルが高くなりました。

夫からは「気軽に何でも話していいんだよ」とアドバイスをもらいましたが、変に気を張ってしまい、緊張してしまいます。(いつになったらこの緊張なくなるんだろうか…)


別日にショッピングモールに行った際も、くしゃみをすると、全然知らない方に、「お大事に!」と言われたこともあります。くしゃみすると、話しかけられる始末です。



ちなみに、夫はくしゃみをした人に対して
gesundheit(ガズンタイッ)

という言い方をしています。
「God bless you」のドイツ語版のようです。夫はアメリカ人でドイツ語は全く知らず、gesundheitの綴りも勿論知りません。ですが、この言葉をよく使ってます。アメリカで一般的に使われているそうです。

アメリカでくしゃみをしている人がいたら、さらっと声をかけて、スモールトークを始めるまでのレベルになりたい….


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