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恋愛なんて綺麗でたまるかよ

付き合いたい気持ちが凄く強くなっている、私の傍にいてくれたらどんなに幸せだろうと、今でさえこんなに幸せなのに。欲望がどんどん強くなってる。他の人に取られたくない、私のことを好きになっていて欲しい。そう懇願する時間が確実に増えているのを実感する。
けれど同時に、自分の恐怖やトラウマと鉢合わせる時間も増しているのが分かる。

私を恋愛対象として見て貰えてなかったらどうしよう、こんなに思ってるのはどうせ私だけだ、向こうからすればただの仲のいい友人なんだろう、私の気持ちを伝えたっていい迷惑だ、どうせ私のことなんて好きになってもらえるはずがない、私が好きな人から好かれるなんてことあるはずない、どうせみんなにも同じことやってるんでしょ、そうやってかわいげのない思いを抱く。

そう思わないと、私がやっていけない。
怖いんだ。


ずっと、「私が勝手に愛したいだけだ、だから相手の気持ちは何だっていい求めてない、例え私のことが好きじゃなくても別に私が好きなだけだからいいんだ、それで満足だ」

そうやって言い続けてきた。確かに少し前まではそうだった。
だけど、もうそれじゃダメになってしまったようだ。私はもう相手にも愛されたいと思ってしまっている。両想いになりたいと懇願している。片想いは嫌だと叫んでいる。
もう前みたいに悲しい思いはしたくないと、私は叫んでいる。それは本当に辛いことだ。

だけれども、現実はそう上手くいかないことも知ってる。
だから、付き合えなくても仕方ないと割り切りのある自分もいる。


ダウト、割り切りなんてない。付き合いたくて仕方ない。

もう無理だよ、綺麗事は言ってらんないよ。
私も人間だよ、無理だよ。


一緒にいる時間が楽しすぎるから、心地よすぎるから、違う人間なのに同じタイミングで同じツッコミしてたり、中身の無さすぎる薄っぺらいことで爆笑して、かと思えば人間哲学みたいな死ぬほど深いことを2人で語らいあってみたり。

私たちは、私とあなたがいれば一生盛り上がれる。どこかに行かなくても部屋で隣でお山座りして何時間でも喋り続けられる。私たちはどっちも気遣いし過ぎるタイプだから、お喋りだし聞き上手。だから役割を切り替え続けて一生話が終わらないんだよね。

時々お酒とおつまみを課金すれば、私たちは更に最強になる。私の知らないお酒の世界を沢山教えてくれて、私はお酒好きなんだと分からせてくれた。

私の知らない世界を教えてくれている時の、君のワクワクと誇らしげさの混ざった表情見ているだけで私は穏やかな気持ちになれる。

私を楽しませたい、驚かせたい、笑顔にさせたい、その気持ちが手を取るように伝わる。

あなたの中にある私へのその気持ち、どんな気持ちなのかな、私と同じだったりしないかな、なんてね

私はとっくにあなたの虜なのよ




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