見出し画像

ライターさんに対して一言だけ物申す

今日のnoteは、ここ一週間でたまったモヤモヤをぶちまけるnoteである。

さっさと物申す内容が見たい人は、H2見出しまで飛んでほしい。

今俺のすべきことはこの思いをブチまけて、このあと友人と一緒にかけがえのない時間を過ごすことだ。

エネルギーがない状態で仕事をしても、上手くいくわけがない。

また、エネルギー回復の方法も重要だ。

体調がつらいと、どうしても1人になってベッドに横たわっていた方が回復すると思われがちだが、それは違う。

そんなときこそ、自分がいま心からやりたいことをするんだ。

常識とか、プライドとか仕事とか、そんなものは後回しでいい。

そうしないと、結果的にいろんな方面に迷惑をかける。

エネルギーがないときの5時間よりも、エネルギーが充満しているときの30分だ。

だから、僕は今日の午前中はエネルギー回復につとめることにする。

今のこのnoteだってエネルギー回復のための重要なアクションだ。


ライターさんに物申す

さて、モヤモヤその1。

ライターにとっては耳が痛い話、編集者・ディレクターにとっては、めちゃくちゃ首がもげそうな話をする。

単刀直入に聞く。

ライターさんへの接し方ってみんなどうしてるの??

いや、もう少しハッキリ言おう。

どんなフィードバックをすれば文章力って上がるの?

これは最近記事編集の仕事をするようになって思うことだ。

小手先のテクニック的な話は確かにある。

添削を受けるとか、ライティングの本を読むとか、音読するとか。

ノウハウを伝えることなんて正直いくらでもできる。

でもさ、いくらこっちから情報を伝えたところで、受け手が受けきれないと意味がないんだよ。

お金を払って添削を受けようとしている人と、ライターとして仕事をしているうえで、仕方なくFBされている人(ごめん、あえてこういう言い方にした)では、モチベーションがまったくちがうよね?

前者はドラム缶くらいの容量だとするならば、後者は場合によってはおちょこ一杯分くらいのキャパしかないかもしれない。

だから、こちらがどれだけ与えても与えても、おちょこでは溢れてしまって結果的に相手も受け取り切れずに、よくわからない状態になってしまう。


だから、僕が必要なのは、マインドだと思っている。姿勢といってもいいかもしれない。

仕事に対する姿勢、生き方に対する姿勢。

原稿には、その人の生き方の姿勢が反映すると思っている。


先に言っておくと、僕はライティングに携わる仕事をしてまだ1年少しだ。

はっきりいって、文章力があるとは思わないし、案件によっては修正がたくさん入ることもある。

でも、どうしても思うことがある。

ちょっと原稿に手抜きすぎじゃない?

いや、わかるよ。僕もやってしまったことがある。忙しいととくに。

同じ指摘を食らったこともある。でも、さすがにレギュレーション無視とか誤字脱字だらけはやりすぎじゃない?

あと、日本語として成り立っていない文章をそのまま納品するのもどうなの?

ってどうしても思ってしまう。

まだ、ディレクターが編集に入るから、修正されてマシな文章になるけど、そのままメディアに掲載されたらどうなるの?

たぶん一発で契約終了になります。

「いやいや、だからこそ、ディレクター・編集者の存在意義がある」と思われるかもしれないけれど、そんなことはない。

本来編集者は必要ない、くらいが良いと思うんだ。

裏を返せば、全員編集者のような気持ちでやってほしい。


もう一回だけ言う。スキルが足らないのは全然良い。問題なし。むしろ伸びしろだらけで成長しがいがある。

でも、もしもマインドが、

「どうせ修正されるからいいや。」

「編集者が良い感じに編集してくれるからこれで出しておこう。」

みたいな気持ちが1mmでもあるのであれば、それはマインドを改めた方が良いと切に思うのである。


一応、参考までに僕が原稿を納品するまでにどんな感じでやっているか、ざっくり共有しておく。

<SEO記事執筆の場合>

  • 構成をもとに、一気にバアアッと執筆
    (このときは情報の粒度、語尾、レギュレーションはある程度無視で自由に書く)

  • 👆書くときは最終ゴール(CV先)を意識してどの立場か?ターゲットに向けてわかりやすいように書く

  • 1日寝かせる(←最重要)

  • あとで細かい表現やレギュレーション、情報の粒度を調整

  • 誤字脱字チェックツール使用(https://enno.jp/)し、細かな部分修正

  • コピペチェックツール使用(https://ccd.cloud/

  • 提出

  • 修正依頼がきたもののコメント部分は別ドキュメントを作成し、控えておく

  • 👆あまりにも赤字だらけであれば、ドキュメントごとコピー

  • どこに修正がされているのかを分析(レギュレーション?文末表現?因果関係?情報の質?)

  • 世界でひとつだけの自分専用シートの出来上がり

  • FBいただいたディレクターさんに個別でお礼&今後の抱負メッセージ

  • 場合によっては、専用シートを他のライターさん向けに編集し、ディレクターさんに共有(めっちゃ喜ばれるのでおすすめ)

  • 次の案件へGO


こんな感じである。
ちなみに、すべての案件でこれをやるとリソース的にきついときもあるので、場合によっては「提出」以降のフローはポイントだけをおさえてやる。

もちろん目標は、次回から赤字を1つももらわないためだ。(あとはクライアントさんによろこんでもらうため)

でも、やってる人はもっとやってるはずだ。

たとえば、紙で原稿を印刷して見返したり、音読したり、音声認識ソフトで読ませたり…

手段はいくらでもある。やるかやらないか。俺か俺以外か、である。


と、偉そうに書いたが、僕だってまだまだ勉強中だ。

先日も執筆したインタビュー記事ではたくさんの修正が入り、嫌というほどスキル不足の現状に向き合わされた。

でも、「スキル不足だ」と認識してから、そこで初めて真価が問われる。

スキル不足だけど、絶対成長してやるのか。

スキル不足だから、向き合わないのか。

スキル不足だけど、編集してもらえるからこのままでいいのか。

あなたはどっちだ?


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?