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キャリア大航海時代に至って思うこと

現代は、社会人としてのキャリアを進めるすべての人にとって、多くの挑戦と機会が同時に存在する時代です。選択肢は無限にあり、かつてない自由度が個人に与えられています。まさにこれは、キャリアを築くための大航海時代と言えるでしょう。

しかし、社会の構図が変わったとしても、キャリアを積むという基本は変わりません。結局のところ、キャリアを積むとは、個人の能力を向上させることから始まり、この能力の向上は日々の「やる」ことによってのみ達成されます。昔は、社会というシステムが「やる」ことを強烈に求め「やらない」という選択肢はなかったように思います。

現在では、個人が「やらない」ことを選ぶことも可能です。社会は個人の選択に対して積極的な介入をしなくなり、表面上は「万人に優しい社会」「みんなで自由を謳歌する社会」となりました。しかしながら、この自由は万人に平等ではない事に気づかなければならないのです。

無限の可能性がある今の時代では、それを最大限に活用し進んでいく人と、可能性に気づかず埋もれてしまう人との間には、大きな開きがあります。自分自身に「やる」ことを求め、行動に移すことでこそ、時流を得てキャリアの可能性が開かれるのです。まずは自分の行き先を決め、コンパスを手にして、大海原に漕ぎ出してみることが大切です。

現代のキャリア形成は、困難と可能性が入り混じった大航海のようなものです。自らの手で舵を取り、未知の海を探検する勇気が求められています。その旅で得られる経験と学びが、私たちのキャリアを豊かにすることでしょう。

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