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話す言語で性格は変わるのか

渡豪してから毎日、英語の嵐の中で上手く聞き取れない&伝えられない歯がゆさを抱えながら過ごしていますが、この私の状況を説明するのに一役買っているのが

表情です。

日本語の場合、感情の細かい部分を知ってもらう時は言葉で説明するような気がします。

例えば、日本語で「いいですよ。」と言う場合は特に顔を意識せずにどちらかと言えば抑揚をどうするか細かいニュアンスを伝えるような気がします。(文字なので上手く書けませんが、歯切れよく「いいですよっ!!」とテンション低く「いいですよぉ〜」の違いみたいな。でもどちらも表情は真顔)

英語の場合は「It's OK!」と言う場合、こちらの目をしっかり見て笑顔でニコッ!とこの言葉を言われると大丈夫なんだ!と安心しますが、笑いもせずサラッと言われる「しゃあないな…」と言われてるような気がして仕方なく対応してるのかな?と勘ぐったり。

そういえば、

以前、英会話スクールでいつもの最初の挨拶で
「How are you?」と聞かれると
「I'm fine.」と答える定型句がありますが、
たまたま体調がよくなかったので、
「I'm not fine.」と答えたことがあります。(アホですね)
するとポール(英語の先生)は、笑いながら
「そんなこと言わねーよ。笑」(私の和訳)と言い、
そういう時は、口では「I'm fine.」と言いながら表情で訴えるんだよ。と言って少し困ったような顔をして見せました。
なるほど、言葉と本音は違うのか!でも真実は表情なのね!的な感想を持った覚えがあります。

日本でも「本音と建前は違う」と言いますが、本当のところの気持ちは表情からは分からないですよね。本人以外。

改めて書くと、ある意味恐ろしい文化ですね!笑

そして今

初めの頃は相手の言葉が分からない時は、無表情で黙って聞いて心の中で「何言ってるのか分からないぃぃぃ!!涙」と思っているだけでしたが、そんな事では相手が察してくれる訳でもないので、、

今は英語が分からない時やお願いする時は、なるべく表情で表現しています。なんだったら身振り手振りで体も使って表現しています。日本のお願いポーズが通じているのかわかりませんが。(これ→🙏)

先日、まさかの財布を失くした時、外国で財布を落とすなんてカード使われて免許証失くして人生終わりだわぁ!!ぐらいの思いで泣きそうになってダメ元で午前中に行った免許センターで届けられているか確認したところ、なんと!!落とし物として届けられていたと財布を渡された時の私ったら、海外映画さながらの演技で「YES! YES! THANK YOU VERY MUCH!!」とガッツポーズに両手を広げてオーバーリアクションで叫んでました。(これまた文章なので説明しづらい)

こちらの最大限の感謝の気持ちを表現したかったんです。

そんな訳で、今の私はリアクションの激しい女です。




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