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ネコ代行サービスの男2024


“ネコから僕への2024年問題”集
【第4問目】


ネコ代行サービスの男


【本編】


🔸🔸初仕事の日までのこと🔸🔸

退職代行サービスなんてのは仕事があるからこそ利用できるものだ。

人類最後の退職者の担当になった最後の退職代行サービスの人の閉職の辞がそれだった。

あれよあれよという間に、世の中の全ての仕事がAIに奪われてしまい、途方に暮れていた働き盛りの僕は、来る日も来る日も酒浸りの怠惰な日々を送っていた。

AI支配時代ならでは仕事もポツポツと生まれ始め、ベーシックインカム丼を食べる日々に飽き飽きした元サラリーマンたちが徐々に復職し始めた頃になっても、僕は全くもって進退極まったままだった。

怠惰な日々を送れば送るほどAIとの差は開くばかりで、ますます就職が遠のいていくという悪循環を重ねる日々の中で、あるとき僕は“これじゃあイカン”と、ふと目覚め、一念発起して、職業訓練を受け、粘り強い就職活動の末に、『ネコ代行サービス』の職を得ることができた。

読んで字の如く、『ネコの代行をする仕事』だ。

この仕事は専門性が強く、ネコっぽい人じゃないとなかなか採用されない仕事だ。

持ち前のネコっぽさがまさかこんなところで役立つとは思わなかった。

この仕事のサービス内容としては、主に、『家ネコ』さんからの依頼に応えるものとなっている。

てっきり僕は、飼い主さんからの依頼が主だと思っていたので、少し意外だった。

仕事内容を大雑把にわかりやすく言うと、例えば、家ネコさんが飼い主さんの相手をするのがめんどくさくなった時なんかに僕を呼び、僕が猫として飼い主さんのお相手をするというシステムで、初めての家ネコさんでも安心してご利用いただける。

予測されてはいたことだったが、サービス開始時には、飼い主が面倒くさいという家ネコさんたちからの問い合わせが殺到して回線がパンクしたため、すぐにAIを使ってそれらの対応をしたほどだ。

研修期間はとてもハードだった。

地獄の猫合宿はもはや名物となっている。

AI支配前はホワイトな会社がもてはやされていたけどAI後は何故かブラックな方が安心できる人が増えた。

だからこそきつい猫合宿でも誰も脱落するものはいなかった。

猫合宿は、同じように採用されてされた、元サラリーマンの同期たちと一緒に、毎朝のネコ体操から始まる。

そのあとでネコ訓の唱和(ニャーの222段活用で)。

昼寝(本気で猫のような昼寝ができていないと電流が流れる)。

そのあとでやっとその日の教習が始まる。

ほとんどの教官が元ノラ。

まずは仮免許取得を目指す。

それができたらノラ教習、続いて、国家試験だ。

さまざまな飼い主さんのパターンを頭に叩き込んで、どんな隙間や段差でも液体のように入り込めるようになるまで半年。

ようやくやってきた卒業の日は、完全なるネコ化により、みんな単独行動になってしまっていて、揃ってお祝いどころではなかった。

厳しい研修を終え、やっと今日は僕の初仕事の日だ。安きに流れずに高邁な理想を持ってこれからの職務にあたってゆきたい。

🔸🔸初仕事の日🔸🔸


やはり少し緊張する。向かう途中で、立ち止まり、空を見上げた。

とてもいい天気で、ネコ代行日和だ。

僕はネコのように伸びをして、また歩き出す。

会社から支給された猫の着ぐるみ型のユニフォームは、仕事の際に着るか着ないかは個人の判断に任せられているので、僕はあえて着なかった。

中身で勝負したかったからだ。

だから濃紺のスーツできた。

現地に到着。

シンプルでスタイリッシュな外観の素敵な一戸建てのおうちだ。

きっとおしゃれな家ネコさんが今回のご依頼主さんなのだろう。

深呼吸をしてから、チャイムを鳴らす。

しばらくして、飼い主さんが玄関先に出てきた。奥様だ。

「あのー僕は、これこれこういうものです……」と、研修で習った通りにご挨拶。

それを聞いて、少し顔色を変えた飼い主さんは、いったん家の中へ引っ込んだ。

そして

すぐに

警察のひとが来た。

🔸🔸取り調べ🔸🔸


ネコの眠りにはレム睡眠が非常に多いといいます。

夢を見てるんだそうです。

ネコ代行サービスの初仕事の日に不審者と間違われて捕まった僕としては、

もしもこれが夢ならば覚めて欲しい限りです……。

人生で初めて取り調べというものを受けた。

とにかく僕が怪しいものではないということを警察の人にわかってもらうために、本社の連絡先を教えた。

新興とはいえ、信用の高い上場企業なのできっとすぐに誤解が解けるだろう。

ところが取り調べ室に戻ってきた捜査官は半笑いで僕に言った。

「倒産してますけど」

──倒産してますけど。

事件の発覚を恐れて逃げたらしい。事件?

捜査官は「最近元サラリーマンを狙った復職詐欺が横行しているのだ」と説明してくれた。

あんなにみっちりと研修する詐欺なんてあるんだろうか。とても心が磨かれたのに……。

他の同期の第1期生たちも僕みたいに捕まってしまったのだろうか。

捜「おそらく家ネコになりすまして、その家の財産を奪おうと計画でもしてたんだろう。でもあなただけですよ、実際に営業に行ったの。後の人はみんな気づいてやめてだから」

僕「そうですか……」

天職だと思ったのに……。

僕の身元引受人がAIだったため勾留がやや長引いた。

その間ずっと警察ネコ(警察犬に対抗して誕生したけどあまり働かないらしい)の世話をプロとしてさせられた。

ある朝、ガチャリと何かの福音のように鍵が開く音がした。

「さあ、出ろ。ご苦労さん」

「あ、はい、お世話になりました」

釈放の日がようやく来たのだ。

警察のひとによる、まったくオープンクエスチョンじゃない長い取り調べから解放され、疑いも晴れて、青天白日。

「よかったね」と言ってなかば同情を寄せてくれていた猫好きの署員の方たちが送り出してくれた。

あらぬ疑いをかけられただけなのに僕の中に“ありがたいな”という思いが多少なりとも浮かぶのがなんだか癪だ。

署を出たところですぐに声をかけられた。

警察回りをしていて聞きつけた地元記者が面白いケースだから話を聞かせてくれと言って近寄ってきた。

僕「話してもいいですけど、ネコを飼ってますか?」

記者「犬なら大きいのを飼ってます」

僕「そうですか」

もう消滅してしまったとはいえうちの会社の良いサービスを世間に知ってもらうチャンスかもしれないと思い、話をした。

録音してもいいか?と聞かれたので、別に構わないと答えた。

ただ僕は研修で特殊な訓練を受けているので、録音してもネコの声にしか聞こえないだろうし、写真を撮っても猫としてしか写らないだろう。そうでなきゃ、飼い主さんに喜んでいただけないから……。

それを聞いた記者さんは変な頷き方をしながら熱心にメモを取っていた。

僕はまたひっそりと家の中で暮らしてゆくんだろう。そんな思いはすぐに裏切られた。

後日、僕のことがネット記事になって、反響を呼んだ。その波は凄まじく、僕は有名人になってしまった。

あまりの反響に、SNSの会社公式アカウント(新たに再建を担う会社に買収され、僕はそこにまた雇用された)の外のひとを任されてしまい、それってクビってことなのかなと真剣に悩んだりもした。

とにかく、フォロワーも激増し、会社の売り上げも上がってよかった。

その後もネコ代行のスペシャリストとしての僕個人の人気はとどまることを知らず、猫雑誌の表紙モデルネコ代行して撮影されたのを皮切りに、ネコ駅長代行、果てはドラえもん代行まで、どんどん表舞台へと出ていった。

ある時などは、権威あるキャットショーに代行で出場して、グランドチャンピオンを獲ってしまい、『僕』という名の血統ができてしまったくらいだ。

あまねく猫フィールドに『僕』が行き渡り、いやはやではあるが、少なからず社会のお役に立ったようで、それまでAIによって仕事を奪われていたたくさんの人たちがこぞってこの業界に足を踏み入れてくれるという社会現象が起こせた。

一大ムーブメントというやつだ。

今や、サラリーマンたちは皆んな、やりがいを持って猫として働いている。

順風満帆かと思われたその矢先だった……。

想像もしていなかった事態が僕を襲ったのだ……。


🔸🔸暗転🔸🔸

ある意味で僕は見落としていたのです。ネコのためにサービスを提供しているつもりが、まったく逆のことになってしまっていたということを……

映画監督の黒澤明は役者の演技をチェックする際に『ありがとうございます』と『いらっしゃいませ』と『かしこまりました』の3つを見たんだそうです。気持ちが込められているか一発でわかるからです。サービスの真髄とはどんなお客様をも満足させることにあります。

気づた頃には僕の『にゃー』はもうひどいものになっていたのです……。


ネコ代行としての僕の名声が頂点に達したころから、ネコたちからの僕の評判が悪くなり始めた。

そして次第に、道で歩いているときにネコたちから罵声を浴びせられたり、物を投げられたりするようになった。

最初、なぜネコたちのために頑張っている僕がこんな仕打ちを受けるのかわからないでいたけど、あるとき、ネコによる大規模なデモが起きてようやくわかった。

デモに参加するネコたちの持つプラカードには『ネコの仕事を奪うな』とか『人間はネコの手をもっと借りろ』などと書き殴られていた。

ネコの書いた字なのに、トメハネがしっかりしていて、それで余計にこころに刺さった。

まるでAIが人間の領域を侵食したように、僕はネコのそれに同じことをしてしまっていたことに痛く気づかされた。

季節は冬だった。

僕は余計なことをしてしまっていたのだ。知らず知らずのうちにネコたちの居場所を奪っていたなんて……。

ついには僕の家が一部の過激なネコたちによって取り囲まれる騒ぎが起こり、もともと猫好きだった僕はさすがに深く傷ついた。

こんなに外連味なく傷ついたことって今まであっただろうか。

直接の引き金が重すぎて引けない引き金となって、そして僕はこの業界からの引退を決意した。

会見の模様はニュース映像で世界中を駆け巡った。

僕は会見のほとんどを山一證券のあの会見のあの言葉をネコに置き換えた感じの言葉に徹した。

「ネコは悪くないんです。私が全部悪いんです」

最後に、会見場にマイクと猫耳カチューシャを残して去った。

もったいないと引き止めてくれる人もいたが、それほど多くはなかった。でも逆に、一人でも多くの人がネコの味方になってくれたことが僕にとっては救いだった。

象徴的存在だった僕のこの引退によって、このサービス業態は下火になり、いずれ消えることだろう。

全地球ネコ連合の代表のネコ長からは『貴殿の英断を高く評価する』といった内容の伝文をもらった。

『この先の僕のことについて、全ネコをあげて力になろう』と申しでてくれたのだが、丁重にお断りした。

そして僕は歴史とネコの表舞台から消えた。

🔸🔸ネコのいない島🔸🔸

とにかく一人になりたかった。

そしてしばらくはネコのいない場所に行きたかった。

そして僕は南の大洋にぽつんと浮かぶ、ネコのいない島へと渡った。珊瑚の隆起や火山活動に生まれた島だ。

無垢の自然美が未開の地を思わせた。だからこそ僕はそこにいた。

夏のことだ。

この静かな自然の中で、ゼロになってしまっていた浩然の気を養おうと思った。

そのために、ある意味では逆説的ではあるが、

毎日山の中の大岩の上で座禅を組んで、ひたすら心を無にすることに努めた。

ところが、その神聖高潔なのがいけなかった。

そこの島の人たちはネコを見たことがないので、僕を瞑想する猫として神格化してしまったのだ。

まだ僕のどこかにネコな部分が残っていたのだろう。

毎日村々に駆り出され崇められながら長々と儀式を見守った。

もうめんどうは懲り懲りだった僕は、試しに、ドリフのコントみたいに『あたしゃ神様だよ』とやってみたけど誰も笑わなかったし、そりゃそうだろという顔をされただけだった。

そんなある夜、どんどん注がれるお酒を断りながら村の踊りを見ていると、島で最も権威のある長老が話があると言ってやってきた。長老のわりにはヒゲがさっぱりしていて少し意外だった。

長老は開口一番「どうか神さま、我々をお助けくだせー」と言って額を床につける。

まあまあ、お顔をあげてくださいと促して(だいたい神様ではない)詳しく話を聞くと、この島は地球温暖化によって年々海水面が上昇して、このままだとあと数年で島は海面下に沈んでしまうとのこと。

この一大事の時に神さまが現れたのはこれはきっと助けに来てくださったからだとみんな喜んでいるとのこと。

本当のことを言うのが忍びない雰囲気で僕は『にゃー、にゃー』言って誤魔化していた。

それに、この事態が引き起こされたのは僕ら工業先進国のせいでもあるわけだから、責任の一端どころか何端もある。

島のみんなも一斉になんとかしてくれと詰め寄ってきた。興奮して槍を振り回すのだけはやめてほしい。シンプルに危ない。

(んー、しかし、この件は仮に僕がモノホンのネコだったとしても無理じゃね)

そのあとも、酒やご馳走を振る舞われて、すっかり酔いどれてしまった僕は、官僚みたいに「まあなんとかならないこともない」みたいなことを言ってしまったらしい。なんとかならないのに。


こんなに困っている人たちを前に、非力な僕が僕は歯がゆい。それは本音だ。

だけどあまりにも無理ゲーすっよ。

それでもできると言ってしまった手前、翌日から、ない知恵を絞って色々逡巡しながら島の中をぐるぐる歩き回る日々。

青い空、白い雲、青い海、白い砂浜……。

なんと美しいんだろう。

思うに自然の美しさに本当に気づけたときからが本当の人生のスタートなんじゃないだろうか……。

でもだとしてもこの島はあと少しで沈んでしまう。

取るに足らない感傷にさえなれなくなってしまうのだ。

僕は裸足で焼けつく砂浜を走った。何かを振り切るかのように。

気持ちよかった。寝っ転がった。砂に包まれる。

安部公房が小説に『砂』というものは個体なのに流体の性質を多分に備えていると文学的に書いていた。

その『砂』をすくい上げる、手の隙間から落ちる。僕の中の猫の部分が急にその砂をかき出した。汗をかいた。

そして、盛り上がった砂の山を見た時、僕はひらめいた。

これだ!

僕は急いで全地球ネコ連合代表のネコ長に衛星電話で連絡を取った。

📞「助けがいる」とだけ僕は言った。

📞「ことわざだとネコは三日で恩を忘れることになってる」とネコ長は言って笑ったあとで「まだカレンダーをめくってないから三日以内だ」と付け加えた。

話せばわかるのが、

ネコだ。

それからすぐに地球上のネコたちがさまざまな手段で海を超えてこの島に終結した。まるで百川海ひゃくせんうみに帰すがごとくに。

そして猫がトイレの時にするときみたいに、海岸沿いで砂をどんどんかいていった。

すごい光景だった。そして何よりどんなゼネコンよりも大規模なことの進め方だった。

ギネスの記録員を呼んでなくてよかった。記録よりも記憶に残りすぎるからだ。

盛り上がった砂で海抜がどんどん上がっていき、島の人々から歓声が上がった。

やった!

でも僕はただ目の前の出来事に、瞠若するばかり。

あとひとつ気づいたことがある。地球上のネコたちが一斉に集まると意外と静かだ。みんな黙々とこなしている。

ネコ長「ここをネコのメッカとして毎年巡礼することにして、砂をかけていくことにしよう」

僕「助かります」

これで将来的な不安も和らいだ。

そこでネコ長と僕は握手を交わした。肉球が柔らかかった。

その瞬間を、島を訪れていたジャーナリストが写真に収めた(この写真でピュリッツァー賞受賞)。

この奇跡のような出来事は、その年の終わり頃には世界中を駆け巡り、僕は、ネコと人間の双方の立場から地球環境改善に積極的に取り組んだ人物として、ノーベル賞候補になったけど、ネコにはこの賞は贈れないと聞いて辞退した。

そして、その後の僕はといえば、実はまだネコしている。

と言っても、今度こそネコのためのネコだ。

今は、ネコが自分でSNSで発信されるかどうかを選択できる権利の確立のために東奔西走している。

とてもやりがいを感じているし、何よりネコたちからの理解を得られている確かな手応えがある。

これからもずっとネコに関わってゆくつもりです。

長い間一つの仕事を一生懸命やっていると自ずと人格まで磨かれていくと言います。

僕なんかまだネコたちの足元にも及びません。

とにかく

僕が皆さんにわかってもらいたいのは、

ネコたちが

ネコたちであるために

ネコとして

頑張っている

ということなのです。


🔸🔸おまけ🔸🔸

拝啓
ネコの皆様

【皆さまにおかれましては ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。この度の吉日に、結婚いたしました。
これからは二人で支え合いながら 温かい家庭を築いていきたいと思います。
未熟な二人ではございますが 今後ともよろしくお願い申し上げます】

敬具

元来まったくモテたことなんてなかった僕だったけど、一生懸命頑張っていたら好意を持ってくれる人が現れた。

AIと結婚する人が多くなっている中では、奇跡的なくらい幸せなことだ。

ねこ優遇ローンで念願のマイホームも購入した。

ただ、この報告の文面に載せなかったことが一つだけあった。

その結婚相手が犬を飼いたいと言ったことだった。

僕は彼女にゾッコンだったのでいいよと答えた。

報告が届いた世界中の猫たちから一斉にお祝いのメッセージ(肉球スタンプ多め)や品物(子猫を飼うときに必要なもの多め)が届いた。その心遣いが身に沁みた。

でも、

🐕「ワオーン」と

大きめにウチのイヌが鳴いてそれらを踏みつけて行った。やっぱり気に入らないらしい。妻もちょっとだけ機嫌が悪い。妻自体はどちらかというとネコっぽい人なんだけど……。

そしてある日、恐れていたことが怒った。

1人で留守番しているときに玄関のチャイムが鳴ったので出てみるとスーツ姿の男が立っていた。

「私、イヌ代行サービスのものです」

名刺をいただいた。ウチのイヌがこっそり依頼していたようだ。

「あいにく名刺を切らしていまして」

まさか元ネコ代行サービスの名刺も出せない。

「上がらせていただいてもよろしいでしょうか」

「庭ではダメですか?」

「代行ですから」

「中なんですね」

「ええ」

僕はしばらく彼と暮らすことになりそうだ。

ため息をつく間もなく、もう1人スーツ姿の男が確信的な足取りでやってきた。

男はかぶっていたダービーハットを取って僕に言った。

「わたくし、妻代行サービスの者です」

「そうですか……」

僕は急いで僕代行サービスを呼ぶべきだろう。



                  (4問目)


     “ネコから僕への2024年問題”集
           完

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