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「自分は正しい」という前提を捨てられるか 〜コロナ時代の隣人トラブルから学んだ2つのこと~

隣人トラブル。
きっとそれは誰もが避けたい問題ではあるが、
外出自粛のご時世で、それが深刻化しているように見受けられる。

私も例外ではなかった。
私はリモートワークで多くの人と通話をする機会があり、日夜誰かと話す声が絶えなかった。

それに堪忍袋の緒が切れたのだろう。
私の隣人はあるときを境に、
毎日のように壁を叩いてくるようになった。

ひどい時は、私が一言発するごとに
「ドン!ドン!ドン!ドン!」と叩いてくる始末で、
私はそのことへのストレス発散も兼ねて、
なおさら人と話す機会が増えた。

当然、隣人のイライラもエスカレートし、
わかりやすくlose‐loseな関係に陥っていたと思う。

事態が変化したのは、
私が不動産屋に仲介を依頼した、
まさに今日のことだった。

仲介の結果わかったのは、
隣人はもともと温厚な性格で、
これまで壁を叩いたことなど一度もなかったということ。

さらには、木造建築でかつ、私がイヤホンをしていなかったことで、
日夜私の声のみならず会話相手の声までも筒抜けだったことが、
彼の腹を立ててしまったということだった。

その報告を受けるまでは、
隣人のことを<壁叩きモンスター>だと決めつけていたが、
彼をそのように変えてしまったのは自分の言動だったと思い知らされた。

この体験から得た私の学びは2点。

一つ目は、「自分が正しい」と信じて疑わない時ほど、
「相手が悪い」と決めつけ、
現実を歪んで見てしまっているということ。

自分がすべて悪いとまで思う必要ないが、
【自分の正しさを疑う】癖をつけたい。

二つ目は、自分はまだまだ精神的に未熟だということ。

今回の出来事を経て、今一歩大人になれる気がするが、
もっと貪欲に精神年齢を高めていきたい。

日々の中でストレスに感じること、イライラすることほど、
自分に何かを教えようとしているものだ。

いつだって心に余裕を持って、
一見嫌な出来事からも何かを学べる自分でいたいな。

今週は早くも金曜日!
明日も楽しく学び、楽しく働こう。

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