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双子座 25度(24.00~24.99)

双子座 25度のサビアンシンボル
「パームの枝を刈る男」
A man trimming palms.

24度で「自分に変えられること」と「自分には変えられないこと」をはっきり分けて考えられるようになった双子座は、25度でさらに積極的に自分の能力として伸ばす所は残し、伸ばさないところは切るという強制をかけます。

教育にも関係のあるサインとされていますが、双子座の物語を考えるとハイデッガーが「ライプニッツの場合のように、あまりに多様な助走が試みられたために、まったく見透しがつかなくなったりします。」と述べたように、これまでの双子座の興味範囲の広さにそろそろ収拾がつかなくなってきたところもあるのではないでしょうか。

それと同時に、これまでなんだかんだ影響を受けてきた部分を切り落とすことで「私はこうだ」という簡単には揺れ動かない自己主張の準備を始めたのだと思います。大雑把な意味で、風の性質は世界をロゴス的に切り分けて意味を固定するものですので、最終的に向かう方向はやはり男性的です。男性的性質は生み出す事は無くエネルギーを切り分けて形作るものですので、あまり長時間には耐えられません。ですのでこの「パームの枝を刈る」作業は、ここから残り5度を駆け抜けるために持ち物を必要最小限にしているのにも似ています。

ちなみに、もしそんな男性性だけで長時間耐える為には、質のいい女性性を持っている人からエネルギーをいただくか、自身の内部にあるエネルギーを芸術的な作業を通して具現化する通路を必要とします。近頃よく「女性性の復活」といったワードを耳にしますが、それはロゴス重視になった世界で、レンマ的(女性性)のエネルギーが枯渇した事を意味していると思われます。何かを決める、切り分けるロゴス的な知性は、いわゆる理論的であると当時に物事の流動性を止めてしまうので、現代は「人の持つもう一つの流動的知性(レンマ的知性)の生産性を上手く利用できていない」という意味において生まれた言葉なのでしょう。ですので、そのレンマ的知性に触れる作業が、結果的に男性性の耐久性を上げるのです。

誕生日なら6月15~16日
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