「社会人失格」の烙印
こんにちは。悠仁(@kjm_you)です。
2月いっぱいで会社を辞め独立するのを機に、noteでの執筆を始めていこうと思っています。
第1回目の今回は、「なぜ会社を辞めたのか」と「どうしても伝えておきたいこと」を書き残しておきます。
*会社批判などは一切ありませんので、ご安心ください
【なぜ会社を辞めたのか】
①自分のやりたいことがハッキリと見えたから
教員を志していた頃や、友人・後輩と関わっている時のことを思い返してみて、「誰かが成長していく姿を見ること」と「その成長を手助けすること」が好きなんだ、ということに気付きました。
今まで理解出来なかったことが、腑に落ちた瞬間。
心の底から「楽しい!面白い!」と言ってくれた瞬間。
そして、自分の夢を熱く語ってくれる瞬間。
そんなたくさんの「瞬間」が、自分にとっては一番ワクワクするものでした。
だから、次は「教育」に携わりたい。
ワクワクする瞬間を、1回でも多く味わいたいんです。
ただ「教育」と言っても、「上から目線」なものではありません。
理想は、ともに考え、悩み、進んでいける「伴走者」のような人。
だから、今から教員を目指したり、新たなサービスを作るつもりは(今のところ)無いです。
「今の時代だからこそ出来る教育、やらなければいけない教育」があると思っているので、皆さまの知恵をお借りしつつ、理想の形を作っていきたいと思っています。
このnoteも「大人の教育」をメインテーマに掲げていくつもりなので、今後も考えるきっかけとして読んで頂けると嬉しいです。
②資本主義経済に疑問を抱いてしまったから
(カッコつけてるけど、言いたいことは超ダサいので安心してください。笑)
「資本主義」が人類史の発展に欠かせなかったのは明らかだし、努力した人が報われるような社会は、間違いなく健全だと思います。
各分野で多くのスーパースターが生まれたのも、資本主義があったからこそ。
ただ一方で、「資本主義」の下では活躍出来ない人が生まれてしまった現実もあります。
例えば自分は、
「売上のために死ぬ気で努力する。」
「会社から”与えられた”目標を達成する。」
ということが、頭では理解出来ても、身体では出来なかった。
また、会社に対して、お客さんに対して「頂いたお金以上のお返しを出来ていないこと」が、本当に耐えられなかった。
だから、逃げたんです。
資本主義から。営業という仕事から。
決して、「資本主義は悪だ!」とか「会社は間違っている!」だなんて思っていません。
むしろ前述した通り、資本主義は健全だし、会社が掲げていた理念は今でもかっこいいと思っています。
だから、これは良い悪いの話ではなく、例えるなら「世間的には石原さとみの方が人気だけど、俺は市川実日子の方が好き!」程度の話。
(アンナチュラル!分からない方はごめんなさい。笑)
「資本主義」が合っていると思うなら、そのまま頑張れば良い。
ちょっと合わないなーと思うなら、別の場所に逃げても良い。
こういう選択肢があることを、もっと多くの人に知ってほしいし、自分の身をもって伝えていきたい。
そして、同じような思いを抱いてしまった人のために「逃げ道」を作っていきたい。
これもある意味では、1つの「教育」なのかもしれません。
実際、世間には未だに「石の上にも三年」や「逃げるのは恥ずかしいことだ」という考えが残っています。
けれど、
自分に合わないと思えば、1年で辞めたって良い。
逃げるのは、全く恥ずかしいことじゃない。
大事なのは、そんな周りの声に惑わされず「自分がどうしたいか」を深く深く考え抜いていくことではないでしょうか。
【最後に】
日頃からこんなことばかり考えていますが、最終的にはどうしたって「自分の頭で考えよう」という結論に至ってしまうんです。
単純に、考える行為自体が楽しいし、自分の頭で考えた分だけ、決断に自信を持てると思っています。
完璧な答えなんて、誰にも分かりません。
けれど、自分が納得の行く答えなら、作ることができるはずです。
「世間では」とか「みんなが言ってるから」なんて考えは一旦脇に置いて、自分の進むべき道を、自分の頭で考えられる人が、1人でも増えたら嬉しいなー、なんて(偉そうに)思っています。
自分自身もゼロからのスタートになりますので、常に考えることを止めず頑張っていきたいと思います。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
この文章が皆さんの行動のきっかけになったら、この上なく嬉しいです。
次回からはテーマに沿った連載も始めていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
悠仁(@kjm_you)
参考:【決断を後押ししてくれた作品の、ほんの一部】
①『お金2.0』(佐藤航陽 著・幻冬舎)
→この作品を読んで人生が一変した、と言っても過言ではないくらい衝撃的でした。
特に「経済の併存」という考え方が、好きです。
②『なめらかなお金がめぐる社会』(家入一真 著・ディスカバー21)
→「なめらかなお金」は、まさに自分の考えを的確に表現してくれた言葉。
家入さんの考え方も大好きです。
③『本音で生きる』(堀江貴文 著・ソフトバンク新書)
→堀江さんの本は、ほぼ全て読んでるけど、最終的に背中を(乱暴にw)押してくれたのは、この作品。
堀江さんって、本当に優しい人なんだと思います。
④『マネーという名の犬 −12歳からの「お金」入門−』(ボード・シェ−ファー 著・飛鳥新社)
→お金に限らず、「自分の夢をどう叶えるか」を分かりやすく、丁寧に教えてくれるので、是非たくさんの方に読んでもらいたい作品。
ストーリー仕立てなので、気楽に読めます。
⑤『落ちこぼれ』(茨木のりこ 著・理論社)
→『自分の感受性くらい』という有名な詩も好きですが、特に『倚(よ)りかからず』を読んだ時は、涙を流してしまいました。
もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくはない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ
→この記事を公開した後に、最も尊敬する慎泰俊さんが、同じような内容のことを書かれていて、勝手に感動してました。笑
番外編①
番外編②
悠仁(@kjm_you)
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