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評価に一喜一憂しない

自己評価は何点がいいのか

評価の時期です。

12月締めの企業は昨年1年間の評価を決めて、今年の目標を定めるタイミングだと思います。

あなたの組織では、評価はどのように決められているでしょうか?

私の勤める会社では、まず自己評価で点数をつけて、その根拠を示し、上司はそれに手を加えます。

そして、最後に面談を実施し合意の上で成績が確定します。

組織ごとに特徴はあれど、いきなり会社から成績が言い渡されるのではなく、どこかで自己PRのタイミングがあるところが大半だと思います。

上司といえど、部下の行動を全て把握しているわけではありませんからね。


さて、1~100点で去年の自分に点数をつけるとしたら、あなたは何点をつけますか?

私の周囲には謙虚な方が多いようで、70〜80点をつけているようです。

この点数に分布する人が多数派ですから、「まぁあぁ」の評価です。


私のおすすめは95点です。

自己評価をこんなに高くつけるのは珍しいかもしれませんが、私は10年以上限りなく高得点の自己評価を提出しています。

1年間の成果を提出用紙に真っ黒に書き込んで、その後の面談で上司を説得します。

上司の立場では、低い自己評価を上げてやるのは簡単ですが、高い評価を下げるのは難しいのです。

「お前は95点の器じゃない」と論理的に説明するのは部下をちゃんと観察していないとできないからです。

結果的に高水準の評価を得続けられます。


なので、これから自己評価を決める方は是非

高得点で出されてみてください。


念の為、、、当然ながら普段からある程度ちゃんと仕事をしていないと通りません。

評価をどう考えるか

上の方法で毎年ボーナスが潤い、順当に会社員の階段を登っている私ですが、何度か自らの高評価も虚しく低い査定になった経験もあります。

会社員って、時に、理屈じゃないのです。

今、世の中は可能な限りオフィス勤務から在宅勤務への以降を図り、仕事終わりに近くの居酒屋で一杯飲むの文化は消滅しつつあります。

リモートで仕事ができるようになると、自律的に業務のできる人間から家で仕事をするようになり、オフィスには顔を合わせてナンボの価値観を持つ人たちばかりになります。

遠隔での仕事が難しい業種があるのも知っています。

ですが、設備も制度の備わっているのに在社・対面にこだわる層はまだまだ一定数存在します。

組織の中で文化が二極化されているのです。


もし私の上司がその伝統的な思考を持っていたら、シェアオフィスと勝手に契約して一人で仕事する部下を高評価にはしないでしょう。

以前はそんな上司だった時もありました。

過去の私は少しだけトガっていましたので、何度かぶつかって評価を落としました。


その頃から、会社の評価とは所詮そのレベルの指標でしかないと理解しました。

良い評価を得られても仕事ができるわけではありませんし、悪い評価だからといって落ち込む必要はありません。


自分の技術が高まっているか、成長しているのかを冷静に分析した方が建設的でしょう。

スキルに乏しい会社員が給与を上げようと思ったら上司に迎合し、人事異動の度に信念を曲げるしかありません。

確たる能力でいつでも仕事を手放せるほどの力を持てば、目先の評価はゲーム感覚で、のびのびと仕事ができます。


だから賢い人はさらに勉強するのでしょう。


今年も良い評価をもらい、ボーナスを増やして、この副業に投資していきたいと考えています。

学んで価値を生む人間にならなければ、世の中から淘汰されてしまう恐ろしい時代になりました。

組織で働くあなたなら、ビジネスピープルとして明るい展望を持ち続ける難しさが分かるはずです。


宣言に関係なく、私たちを取り巻く環境は緊急事態なのです。




こちらでも記事をたくさん書いています。


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