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【自己紹介】 書家 ・ブラッシュ の エピソード

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【自己紹介】①ブラッシュの誕生

3つの仕事を掛け持ちで毎日をこなしていた
・フルタイムのお仕事
・フルタイム後のお仕事
・フルタイムの休日のお仕事
朝日や夕日を感じる事もなく時間だけが過ぎる日々を毎日をロボットのように働いていた。決まった時間に起き 決まった時間に寝て このまま年を重ねていくんだと思っていた。決して納得していた訳ではなかった。

ある日運命を変える出来事が起きた...

なぜ3つも働いていたのか?生活と物欲のためにフルタイムで働く事。
しかしフルタイムの放課後はスポーツの集まりがある。
・月曜日と木曜日はソフトボール
・火曜日はバレーボール
・水曜日はフットサル
・金曜日はバドミントン
・土日は大会が入ってくる。
そんなスケジュールだった。

◉メリット◉
・人脈が増える
・ストレスのはけ口になる

◉デメリット◉
・人脈の数だけ飲み会や冠婚葬祭がある ※ユニフォーム代などもかかる
・休みがない(自分の自由時間が取られる)

という事で生活のためのフルタイムでは追いつかなくなってしまった。
もともと断りきれないブラッシュは参加率は非常に高かった。

なので何とかしなくちゃと悩んだ結果
仕事があるからという口実で断る方法を覚えた。
(フルタイム後の仕事)

そして土日だけの仕事を始めて大会の参加も断った。
(休日のお仕事)

こうして飲み会で出費していた時間を収入に変え
遊ぶ時間を働く時間に変えて分単位での仕事こなしていた。

付き合いを絶つと少し寂しさもあったが
人生において 今の自分にどちらがいいのか選択した結果であった。

そうして日々を仕事で埋め尽くしたブラッシュは自分がロボットになっている事にだんだんと気づいていた...

このままの人生でいいのかな?いつまでもこんな感じなのかな?
大人って何なんだろうな?自分のしたい事ってこれなのかな?
起きる ごはん 仕事 ごはん 仕事 おにぎり お風呂 寝る
ロボットじゃん!
と悩みを抱えるようになっていった。

そんなある日のこと
フルタイムのお仕事の忘年会か何かがあるということで
いつもより早く帰っていいよと言われた日があった。
そして帰ろうと会社の入り口を出ようとしたら
入り口のすぐそこにリアカーを引いた若めの旅人が立っていた。
一瞬 浮浪者かと目を疑った。
話を聞いてみると西日本の縦断の旅の途中で宿泊のポイントの駅を見失ってしまったということだった。
旅人のポイントの駅は会社の目の前の川を挟んだ反対側で少し分かりづらかった。
そのためブラッシュが400mくらいを一緒に歩いて案内した。
世の中には面白いことする人もいるんだなぁ。と内心おもい旅の話を歩きながら聞かせてもらった。
その時期は寒くなってくる時期で駅も屋根しかない駅だったので少し心配になったがその駅で一晩過ごすといっていた。
ブラッシュは案内しただけだったが 旅人がお礼にとその場で和紙を取り出しポエムを書いてくれた。
忘年会を忘れていたブラッシュは別れを告げて急いで帰った...

つづく


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