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Winkees~YankeesFanMagazine~

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NewYorkYankees(ニューヨーク・ヤンキース)についてマガジンとしてまとめていきます。
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記事一覧

【NYY】Austin Wellsがすごいことになってる【Short】

始まっちゃいましたね、2024年シーズン。お察しのとおり、再び仕事に明け暮れる生活に戻ってしまった故に更新が滞っています。 それでも「確固たる意思」によって試合観戦はほぼ欠かしていません。褒めてほしい。 そして我らがヤンキースといえば、開幕からHOUを敵地で4タテという珍事を巻き起こし、5カード連続で勝ち越し。TORとのアウェイシリーズは落したものの、被スイープの懸かった第3戦目では9回2点ビハインドから見事逆転勝利。 勝ち星ではリーグ最多を記録しており、非常にいい出足であ

【NYY】投打のエースがMRI検査行き…(ST雑感②)

2016年のNBAファイナル、歴代最高勝率を誇るゴールデンステイト・ウォリアーズを1勝3敗の劣勢から逆転で下し、地元オハイオ州に52年ぶりとなるチャンピオンシップをもたらしたLebron Jamesによる勝利後の一節である。 一方、ニューヨーク・ヤンキースは神ですらお手上げの試練に直面しているのかもしれません。 約2週間後に開幕を控えるこの状況に来て、昨季CY賞を受賞したGerrit Coleが右肘の違和感によってMRI検査を実施。球団内では楽観的との報が流れているものの

【NYY】Spring Breakoutのロスター発表!【Short】

日本時間の午前2時頃に大きな発表がありました!現地3月14日-17日に実施される「Spring Breakout」のロスターが発表されたようです!(下記から全球団のリンク飛べます) 今年から始めて実施されるSpring Breakoutは、”MiLB Spring Training Prospect Showcase”と称されており、プロスペクト限定かつ7イニング制の親善試合。見方を変えれば球団ごとのファーム総力戦とも言えますでしょうか。特に新進気鋭のLow-A選手や昇格間

【NYY】”Yankee University”のフィロソフィー【Short】

2020年、世界的パンデミックの発生によってマイナーリーグの試合がすべてキャンセルに。当時のヤンキース傘下でいえば、鳴り物入りで入団したJasson Dominguezのデビューが先延ばしとなったことで非常に残念であったことを覚えています。 しかし翌2021年、Anthony VolpeやEverson Pereira、Ezequiel Duranといったそれまでトッププロスペクトと見なされていなかった若手の台頭によって、明るい1年を過ごすことができたのはうれしい誤算でありま

【NYY】Snell獲得は起こりえる?…(ST雑感①)

先週より2024年シーズンのスプリングトレーニングが始動し、ヤンキースの投手・捕手陣もフロリダ州タンパ入り。そして昨日には野手陣も勢揃いし、今週末には早くも試合が始まります。Juan SotoのNYYギア、めちゃくちゃ似合ってて変な声でました。 そして今回は、スプトレ開始後に気になったトピックをいくつかまとめてみます。時系列はバラバラ。 ①キャンプ球場の改修整備 ヤンキースは1996年以降、フロリダ州タンパに建設したGeorge M. Steinbrenner Fiel

【NYY】Ferguson獲得、補強終了?【Short】

日本時間の2月6日未明、今オフ2度目となるドジャースとのトレードが成立。 2020年にはVictor Gonzalez同様にリーグトップクラスの左腕として貢献したCaleb Fergusonを獲得し、対価は数日前にクレームしたMatt Gageと2022年IFAにて獲得したメキシカンのChristian ZazuetaのみというDeal。簡潔に触れていきます。 (1)実績十分の左腕リリーフ ただでさえ保有期間の長いGonzalezを貰っていた手前、今度はFerguson

【NYY】2024年に期待するプロスペクト

Baseball AmericaのTOP100やBaseball ProspectusのTOP101が公開され、国際FAの解禁と併せたプロスペクト熱が一番高まる今日この頃。 NYY傘下において「スリーパー」というほどマイナーでないにしろ、来季TOP100を狙ってほしいプロスペクトを数名取り上げたいと思います。ただ、Ben Riceのようにポジション的にもシーリングに限りがある選手や、Henry Lalane・Brock Selvidgeみたいに何度も擦り倒した選手は挙げません

【NYY】2024 International FAの展望

来る日本時間1月16日に、今年の国際FAが解禁となる予定です。近年のヤンキースにおける代表的なサイニングといえば、2019年に5.1Mの巨額契約で入団したJasson Dominguez、2022年に4.0Mで加入したRoderick Ariasが挙げられます。Dominguezに至ってはすでにMLBデビューを果たすなど、終わってみれば2019年クラス最高のプロスペクトの座につき続けており、Ariasも1年目のDSLでは不発も、昨季FCLにてセンセーショナルな活躍を見せたばか

【NYY】Marcus Stromanを獲得!

日本時間1月12日10時51分、FAとなっていた右腕Marcus Stromanとヤンキースが契約合意に至ったとの報道がなされました。 また、Joel ShermanによればAAV18.5Mの2年契約であり、Andy Martinoによれば2年目に140イニングを投じた場合には3年目のベスティングオプション(これも18.5M)が加えられるそうです。 今回のnoteでは、ヤンキース念願のローテーション投手確保に関してまとめていきます。 ①先発投手の確保が必至であったチーム

【NYY】Jared Serna、更なる躍進を期待【Short】

Jeter DownsやCody Morris、Cody PoteetにBubba Thompsonといったリプレイスメントレベルの選手獲得が相次いでいますが、個人的に明るいニュースだと感じているのがメキシコ冬季リーグに出場しているJared Sernaの大活躍ですかね。ざっとまとめていきます。 メキシコ冬季リーグで大活躍 現在High-A級に所属するヤンキースプロスペクトのJared Serna 21歳ですが、平均年齢29.2歳というレベルの高いリーグにおいてトップパフ

【NYY】ドジャースのロスター整理をアシスト

日本時間12月12日深夜、ドジャースとのトレードが発表されました。前日の段階で2チームによるDealが成立するとの報道があり、ようやくパッケージが公表されました。 ドジャースとしては先の大谷翔平・Joe Kelly獲得によって、すでに満員であった40人ロスターを2人分整理する必要がありました。その為に、ヤンキース側が放出するアセットは40人ロスター外のプロスペクトになることは確実でありましたが、その交替要員となったのは2021年ドラフト1巡目にて獲得したTrey Sween

【NYY】Juan Sotoをトレードで獲得!

日本時間12月6日深夜より、パドレスのJuan Sotoに係るヤンキースとのトレード交渉が加速。そして、翌朝にはYes NetworkのJack CurryやSNYのAndy Martinoらがパッケージの仔細をツイートし始めます。 この一報が流れた時には、主に日本のMLBコミュニティで「流石にこれは投手が多すぎるので誤報では」との意見が多く挙がりました。私も同意見で、このパッケージは当初パドレス側がヤンキースに要求したプランと相違ないもの。これが真実だとしたら、Cashm

【NYY】Alex Verdugoをトレードで獲得

日本時間12月6日11時8分、のんきにTrade ValuesでSotoの対価で遊んでいた最中、衝撃のDealが飛び込んできました。 ライバル球団のボストン・レッドソックスから右翼手のAlex Verdugoを獲得したとの一報。ヤンキースからは3人の投手有望株が送られたようです。 手短に、本トレードの雑感をまとめていきますが、もしかするとnote執筆中に別のトレードも起こるかも。 ①補強ポイント?左打外野手の確保に成功大谷の移籍先につぐホットストーブの話題はJuan

【NYY】Juan Sotoのヤンキース入りを考察

現地12月3日~6日に渡ってWinter Meetingsが開催されるわけで、今オフ最大の目玉である大谷の去就などが大きく動くとみられています。そして、大幅なサラリーカットの噂が乱立するパドレスが、スーパースターのJuan Sotoを放出するとも見られており、こちらについても放出の可否含め今後一週間で決まる可能性が高いでしょうか。 そんなSoto獲得のトップランナーとしてヤンキースの名前が挙がっているわけですが、先日には「対価となる選手の名前を出し合う段階に入った」との報道