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3週間のヨーロッパ旅行を振り返る①

ルート、時間の使い方編


 今回から、2022年12月中旬から2023年1月上旬に行った3週間のヨーロッパ旅行の振りかえりを始めようと思います。1番最初はルートや時間の使い方についてです。これ以降は建築の考察をしていけたらいいなと思っています。

 今回は留学先であるフィンランドから、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、イタリアの四カ国を横断する旅でした。今回の旅は建築見学にフォーカスして、ヨーロッパの建築を浴びるように見たい!というのがモチベーションでした。スウェーデンとドイツは2回目、デンマークとドイツは初めて行く国でした。

 大まかな移動方法としては、ヘルシンキからトゥルクに電車で向かい、フェリーでストックホルムへ、その後は電車で各都市を移動する旅でした。

前半ルート(1〜11日目)

 まず前半のルートです。
 初日はまずフェリーでストックホルムに移動しました。2日目はストックホルムから、南部の街クリッパンを目指しました。その後マルメで一泊して、一日見学したあと、コペンハーゲンに向かいました。デンマークでは、約三日をコペンハーゲンで過ごし、オーフスに一泊する日程でした。
ドイツでは、ハンブルクに移動し一泊した後、ベルリンに移動して三日過ごす旅程にしました。
 前半は友達と二人で行っていたので、宿を二人で割りながら自炊をしつつ節約できたのがよかったです。建築としてはスウェーデンのレヴェレンツ建築、ベルリンのホロコースト記念碑が印象に残りました。

レヴェレンツのSt peter's church
アイゼンマンのホロコースト記念碑

後半ルート(12〜22日目)

 後半のスタートはベルリンからシュツットガルトへの移動でした。ここで1日過ごした後、電車で一気に南下して、ヴェネツィアに向かいました。ここから5日間ぐらい、ヴェネツィアを拠点としながら、ヴェローナ、ヴィツェンツァ、ボローニャなどの街や少し離れたところにある建築を見に行きました。ブリオン墓地とヴィツェンツァの日は少し無理したスケジュールでしたが、他は結構街歩きも楽しめたり伸び伸び観光できたと思います。
その後はミラノに行き、2.5日ぐらい観光して飛行機でヘルシンキに帰りました。

Tomba Brion  designed by Carlo Scarpa
モデナ墓地 designed by Aldo Rossi

まとめ

 マイマップで示した場所は、宿だったり、目的地にしていたところです。その他にも街歩きで見つけた店などに入ったりもしていました。今回の旅は、二人旅の時間があったり、知り合いと再会したり、共通の知り合いから繋げてもらったり、一人の時間もあったりと色んな時間の過ごし方ができたことがかなり充実感につながりました。コペンでは色んな人とご飯を食べれて楽しかったし、シュツットガルトでは知り合いの知り合いが大集合してパーティーみたいだったし、ミラノは喋りながらいっぱい観光できてよかったと思います。
 本当に一人だったのはヴェネツィア拠点の5日間だけでした。自分の海外旅行史の中では珍しいなと後から振り返ると思います。この一人の時間でスカルパやアルドロッシ、パラーディオを見れたことで建築をやる覚悟ができましたし、人生に大きな影響を与えてくれた時間だったなと思います。
 自分の中で一度で行く旅行の中では最長の旅行でしたが、かなり充実した時間になったと思います!

 次はこの旅行で大幅更新された近現代建築ランキングの記事を書こうと思います。

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