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出かけた「ついでに」ができない

最近遊びに行っても、用事以外のことに興味が持てなくなってきた。
前は用事で出かけたら、外に出たついでなのでウィンドウショッピングを楽しんでいた。
美味しいものを食べて、無印良品や気になる雑貨屋さんに寄って新商品や季節のアイテムを眺めたり、本屋に行って面白そうな本がないかなぁ〜と探したり、お出かけ自体を物凄く楽しんでいた。
それが今は用事が終わったら一刻も早くお家に帰りたい。
食べ物やさんの前を通っても、雑貨屋さんの前を通っても、全く心がときめかない。
お金に余裕がないから、魅力的なものを避けてる説はあるが、それでも眺めるぐらいはしてもいいじゃない。
それさえやりたくない自分がいる。
早く家に帰ってモニターの前に座り、ご飯を食べながらYouTubeを観たい。
昔の好奇心旺盛な私はどこに行ってしまったのか…。

そんな話をサポステで職員さんに話をしたら「年齢もあるけど、興味が狭く深くなったと考えれば良いんじゃない?」とあっけらかんと言われた。
「これしたい!」と思ったら外へは出るし、出かけること自体が嫌ではない。
今はピンポイントで用事を済まして、帰ってくるという省エネモードなのかもしれない。
そもそも昔の自分と今を比べちゃってるのがいけない。
若い頃と比べて今は落ち着いてるはず。
落ち着くことは悪いことではない。
そこまで悲観的に考えなくても良いのかも。

年々人混みが苦手になってきてることもあるかもしれない。
ガヤガヤ、ワヤワヤしてる場所がしんどい。
サポステの職員さんにも「あなたは耳から得られる情報が多すぎて疲れちゃうのかもね」と言われた。
疲れちゃうものは仕方ない。
無理せずに自分の気持ちの赴くままにお出かけは楽しもうと思う。

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