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雀の子

今朝、ゴミ捨ての帰り、道路脇の土手みたいなところに雀がいたので、しばらく見ていた。本当にかわいいなと思った。色とフォルムと動き。

雀の子という春の季語があって、それで俳句を作りたくていろいろしたけれど、ダメだった。雀の子。

子どもの頃、犬や猫は、死んでしまった時に辛いからと、飼えなかった。母親が猫ぎらいだし。
母は、庭を通る猫に気がつくと、すぐに窓を開けて、すごい形相で「シッシッ」としてた。その母を見ているのが面白かった。

それで、鳥なら飼っても良いよと言うので、鳥を飼っていました。うちの近くに、なぜか鳥とお米だけを販売している店があって、そこへ祖母と買いにいきました。鳥の名前は忘れました。なんとか文鳥かなと思って調べてみましたが、違いました。

巣から落ちてしまった子雀を拾って、持って帰って箱に入れて飼ったり、庭で鶏を飼っていたこともあり、産んだ卵を食べたりもしました。その鳥も、みんな死んじゃって、兄と弟と一緒に、庭に埋めました。

end

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