見出し画像

映画『いつか晴れた日に』

…という名作がなんと、いよいよ、満を持してU-NEXTで観れるようになりましたー!運営さん、ありがとうございます!!

この作品は米英の合作映画。日本での公開は1996年。おそらく私がスター・チャンネルかなんかで観たのは2000年前後かなと。なぜかというと2003年に公開された『ラブ・アクチュアリー』という作品をアラン・リックマン観たさに映画館に行った記憶があるので…と言っても意味がわからないと思いますが、要するに私はこの『いつか晴れた日に』という作品を観てアラン・リックマンのファンになったのです。

原作はジェイン・オースティンの『分別と多感』。19世紀初頭のイギリスのお話。主人公は父親を亡くしたばかりの姉妹。貴族出身の女性が職業を持てるような世の中ではなく、結婚相手によって人生の全てが決まってしまうような世の中。恋愛といっても今の感覚と違って、命懸けと言っていいくらい真剣そのもの。時代が時代だけにいろんなことが形式ばっててなかなか恋も進まないし…だからこそ面白いんですが。

そんな『いつか晴れた日に』。どうしてこの邦題になったんだろう?という疑問は残りますがそれは置いておいて、コスチューム映画としても楽しめるし、アラン・リックマンはカッコいいし、お話も良いし、ということで、星5つの作品。この動画には字幕も何もないけど予告編などあげてみます。

アラン・リックマンは一般的にハリー・ポッターシリーズのスネイプ先生役で知られているかと思います。そんなアラン・リックマン扮するブランドン大佐が直情的な性格のマリアンヌ(ケイト・ウィンスレット)を見て恋に落ちるシーンの美しさったら…!!あと、大佐がマリアンヌに本を読み聞かせるシーンがあるんですけど、わたし的にはそこもすごく好きなシーン。あの良い声で読み聞かせしてもらえるなんてー!いいな、いいなー!私にもご本読んでー!o(>_< *)(* >_<)oバタバタ

( ゚д゚)ハッ!…っと、失礼しました(我に返る)。そうそう、アラン・リックマンはもちろんのこと、他の俳優陣も豪華です。まずはこの映画の脚本も手がけたエマ・トンプソン。彼女はマリアンヌの姉、エリノアを演じています。初めてこの作品を観た当時はケイト・ウィンスレットとの姉妹は実年齢差的に厳しいんでは?と思ったのだけど、今観るとそこまでの違和感はありませんね。ケイト・ウィンスレットは言わずと知れた『タイタニック』のヒロインを演じた女性です。

さらにエリノアの恋の相手、エドワード・フェラースを演じたのは当代きっての色男、ヒュー・グラント(!)だったり、姉妹の母親を演じたのはジェマ・ジョーンズだったりと、ザ・英国俳優という面々が顔を連ねています。これにコリン・ファースが揃えば完璧だったのに(笑)また、大佐の恋敵、ウィロビーを演じたグレッグ・ワイズはなんと、エマ・トンプソンと私生活でのパートナーなんだそう。ええーー!知らなかった!!(と言いつつ、そもそも俳優さん含め有名人の私生活にそんなに興味はありませんが)。

てことで2000年代前半はこの映画からイギリスの映画にどっぷりハマッた時期だったなあ~なんてことも思い出したり、とても懐かしく観賞したのでした。いや~、映画って本当に素晴らしいですね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?