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映画『Re:LIFE〜リライフ〜』

昨年の終わりごろから映画館に映画を観に行こうと思いいろいろ検索するも、私が観たい作品はすでに夜しか上映されてないとか、ちょうどいい時間に上映されてるのは吹替版だけとか、そもそも近くの劇場では公開されてないとか、上映時間が長すぎるとか(3時間超え!)…もろもろの理由で行けないことが続きました。

そうなるとそもそも気が短い私としては映画館に行くのしばらくやーめた、と思ってしまうのでした。なので当面U-NEXTで映画を楽しむことにしようかなと。そして昨日さっそくU-NEXTで観たのが2014年公開の作品、『Re:LIFE〜リライフ〜』。

なぜ観ようと思ったかというと、そういえば久しくヒュー・グラントの主演映画を観てなかった気がするので。最後に観たのは『アバウト・ア・ボーイ』(2002)かな。いや、『ラブソングができるまで』(2007)かな?主演じゃない作品はその後も観た気がするけど、とりあえず女にだらしないちょっとダメな二枚目をやらせたら彼の右に出る俳優さんはいないんじゃないかと思っています!←ほめてます(笑)

ということで気楽な感じで観始めましたがかなり良かった!脚本の仕事がなかなか来ない落ち目の脚本家キース(ヒュー・グラント)は大学で脚本の書き方を教えることになります。なので韻の踏み方みたいな話題もあるし、脚本の勉強にも英語の勉強にもなる感じ。

そして映画をいろいろ観てきた人にはさらに楽しめる作品と思います。たとえばキースがジェーン・オースティンの作品をディスるシーンとか。いや、彼女原作の映画で思い切り登場人物演じてたじゃん!そういう人にその台詞言わせる?!っていう(笑)ちなみにその作品はこちら。

映画『いつか晴れた日に』は『分別と多感』というジェーン・オースティンの作品が原作で、ヒュー・グラントはかなり大事な役どころを演じています。そこを知ってるとますます楽しい、という場面なわけですね。その他にも『トワイライトゾーン』の話題や映像が出てきたりと、ところどころ映画や映像作品へのオマージュかちりばめられています。私が気付いてないところでもそういうシーンがいろいろありそう!

ちなみに物語の舞台はニューヨーク州ビンガムトン。こういう本当にある町をピンポイントに選んで作られた作品って結構好き。脇を固めるマリサ・トメイやJ.K.シモンズといった俳優陣も良かったです。恋愛あり、家族愛あり、友情あり、師弟愛あり…といういわゆるハートウォーミングな作品だし、タイトル通り人生の再生を描いていて鑑賞後の後味も良かったです!新年最初に観る作品としておすすめかも。

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