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「視覚」のその先へ


漢服女子 F3 油絵

伝えたいものなんて明確なものはなく普段から好きなものばかり描いていますが
そんな中でも絵でやりたいことはたくさんあります。


画集「表情」

絵で、感情を動かしたい。

視覚の、その先へ。

そんな思いで少しずつ少しずつ進んでいます。
それは感覚や感情であったり、触覚を揺さぶることもあります。

触覚?

油絵には絵の具の盛り上がりなどがありますが
それは目で見て感じ取り楽しめるものでもあります。
でも、わたしの絵には「実際に触れ合わないとわからないこと」があります。


画集

こつこつ描き溜めているnotebook。
実際の大きさは


画集

手のひらより全然小さいんです…。

これはネットで見せるのと、実際見ていただいたときの反応が驚くほど違う。
みんな感動してくれます。
小学生の心をつかんだこともありました。


4月からの大阪での雑貨店頭販売に至っては、
ついに親指サイズの油絵を販売することになりました。

お近くの方はぜひ生で見てみてくださいね。

イベント情報

以下は感情についてのおはなし。



「昔日」

これは昨年の個展のバナーに選んだものです。
当時うつをわずらったことにより
回復しかけている最中、
少しずつ「自分今笑ってるな」と感じることが強くなりました。
その瞬間を大事にしたいと思いながら、
「見た人がくすっと笑えるような絵を描きたい」
そうして描き進めたものです。

時代背景的には空襲前というとても重いテーマなのですが
少しでも日常を感じるものにしたくていじられる犬や、いぶかしげな弟の表情など
楽しんで描かせていただきました。

見た人が感じるものはわたしにはわかりませんし
感想は操作出来るものではありませんが
少しでも何かほっこりしたものを感じとっていただけたら嬉しいです。

絵にキャプションやタイトルをつけるのが苦手で
絵の説明なんてほとんどしたことがないのでとても恥ずかしいんですけど
まあそんな感じです。

テーマに重いものを選んでしまうのは単純に好みです…。
「レトロ」「エモい」「感情」
の先に
「知らないはずなのになんとなく知っている」
を目指して頑張っております、よろしくお願いします。


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