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恋愛と転職は、数が多いほどいい

私の大好きなNoterさんである、世界の普通からさんの恋愛記事を読んでいて感化されたのと、これまた私の大好きなNoterさんである、ゆづお/平凡サラリーマンライターさんが、私がナニモノかを書いてみては?と言ってくださったので、今回、この記事を書いてみました。

さて、

男性に「今まで何人と付き合った?」と聞かれたら、少なめに言うのが女子の鉄則です。

少なめに言っておけば、「とっかえひっかえ」のような印象も与えませんし、野暮な詮索からも免れますし、純粋なイメージを保てるからです。

特に、気になる男性から聞かれた場合は、温度を見計らいながら、『多すぎず少なすぎず』の数値をたたき出して伝えます。

転職も、数が多いと「続かない人」というイメージを持たれてしまうので、できれば同じ会社で長く続けたいという方が多いのではないでしょうか。

かく言う私も、日本で最初に就いたアミューズメントパークの契約社員の仕事は5年、その後に転職した英会話学校には正社員として6年、その後カナダに渡るまで勤めた大手派遣会社は3年。
カナダに来てから最初に入った語学学校には11年いました。

「石の上にも三年」ということわざがあるように、辛かろうが、面白くなかろうが、我慢していれば、やがていいことが起こると信じてやってきました。

社会人になって最初の頃は、それでよかったのです。

右も左も分かりませんし、誰かに教えてもらわなければ何もできませんでしたから。

ですが、英会話学校ではマネージャーになり、その後の派遣会社でも自分の裁量で仕事をさせてもらえ、語学学校では日本マーケットの営業として、小さい規模から大規模の学校に成長させることができました。

11年働いたカナダの語学学校では、日本への出張を年に3回こなし、妊婦なのに一人で出張に行き、帰りの飛行機で「お腹が大きすぎる」と航空会社の方に怪しまれるまで仕事をする始末。

最後の数年は「このままの環境で仕事をしていても成長しない」とずっと思っていましたが、自分のチームを見捨てる気持ちになれず、もやもやしていたところ、ちょうどよいタイミングで社内政治に巻き込まれ、気持ち悪い形で退職することになりました。

そのタイミングで、ヨーロッパや北米にカレッジや大学を持つ大手の教育グループに声をかけてもらい転職。

格好つけて言うと「ヘッドハンティング」されたわけですが、これも、今までの経験がなかったら巡り合えなかったと思います。

順風満帆に転職をしましたが、そこでコロナがやってきました。

日本への出張もなくなり、家に籠って仕事をしていたら、また「自分はこのままでいいのだろうか」という気持ちが沸いてきました。

どうして私は、前の語学学校を辞めたかったのか。

本当は何がしたいのか。

1ヶ月間、それを考えることだけに集中しました。

そこで生まれたのが、中高生のためのオンライン国際交流サークルです。

大人になってから手遅れにならないよう、若い世代の方に海外で生活することの意味や、そこで学ぶ様々なことを知ってもらいたい、それが私のやりたいことだ、と辿り着きました。

自分で事業を立ち上げるなら、本業とは両立できないと思いました。

どちらも中途半端にしたくないからです。

そこで、国際交流サークルの立ち上げ準備をしながら転職活動を始め、大手のアートスクールから出張がないポジションで声をかけてもらい、本業と副業を両立させることができました。

なのに私は、この3月にまた転職したのです。

まさに、「とっかえひっかえ」みたいですよね。

転職する度に、留学エージェントさんなどのお取引先に、ご挨拶をします。

「あれ?またすみよさん転職したのですか?」

と言われると、「続かない人」だと思われてやしないかとビクビクします。

でも、違うのです。

私が転職した理由は、中高生のためのオンライン国際交流サークル運営と同時に、本気で中高生の留学に関わりたいと思ったからなのです。

そんなわけで、大手の会社での守られた地位を離れ、現在は私立のボーディングスクールで、立ち上げや営業の仕事をしています。

確かに、ここに辿り着くまでに転職を3回しましたし、大手の教育グループには1年半、アートスクールには10ヶ月しか勤務しませんでしたが、新しい環境で一から作り上げる大変さや面白さは味わえましたし、今まで使ったことのないシステムや、日々進化するテクノロジーのアップデートをすることができました。

その過程を経て、本当に自分がやりたいことや、自分に合った働き方を見つけられたのだと思っています。

恋愛もそうだと思います。

振られる時もあれば、振ることもあるし、お互いの方向性が違って、別れざるを得ない場合もあります。

付き合った人が多かったり、交際期間が短かったり、離婚したりしたら、「続かない人」と思われてしまうのかもしれませんが、本当は、そんなことは全くないのです。

恋愛も転職も、中身のあるものであれば、数が多くたっていいのです。

むしろ、それは経験となって、よりよい自分になれるチャンスを与えてくれると信じています。

ま、それでも付き合った人数は少な目に言いますけどね。
鉄則なので。

続きは次回。ちょっとアピール。こんなことやっています。👆

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