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うれしい日記〜フィンランド🇫🇮の思い出話を添えて〜

10月25日 水曜日
ドラッグストアにて日用品の買い物をしたときのこと。
店員さんが買い物カゴを荷詰台へ運んでくださった。
さほど購入品はなかったのだが、会計でもたもたしがちな私は助けてもらった気分である。
「あっ!ありがとうございま〜す!」と私が言うと、
「こちらこそ。ありがとうございます」と優しく返してくれた店員さん。

私は何もしていないのに、こちらこそってお礼を伝えてもらった。
すごいな、と思った。

と、同時にほっこり、心が喜んでいた。
私もこういう人になりたいと思った瞬間でもあった。
(ありがとうございます。また行きます!)

これを書いていて思い出したことがある。
フィンランドを旅行したときのこと。

数日してフィンランドの土地に慣れてきた頃から
スーパーでレジが終わったら「kiitos!」
レストランで注文した後、食事が終わったら「kiitos!」
とにかく何か対応してもらったら「kiitos!」
と、私たち夫婦はニコニコ笑顔で相手に伝えるようにしていた。

なぜ?と問われたら、フィンランドに到着したその日から
どの場所の店員さんももれなく私たちにそうしてくれたから。

嬉しかったのはそれだけではなくて、私たちからの「kiitos!」に対して、
「of course!」や「my pleasure」
と、ほとんどの人がそう返してくれたのもフィンランドの人の温かさを感じた。

また絶対に行きたいと思うところのひとつ。
国内・国外問わず、なぜか虜になってしまう不思議な温かい場所がある。

「kiitos」って響きだけで足取りがるんっと軽くなるような、
私にとって気持ちが良くて、何度でも唱えたくなる魔法の言葉。

なんだか話が広がってしまった。
今回はこれにておわり。

moi moi!




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